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【就活】自己分析にオススメな自分史の作り方

大学生活が半分くらい過ぎると、嫌でも就職のことを意識しなくてはいけなくなります。
自分に何が向いていて、どういったことを苦手とするのか、分からないまま就職活動を迎えるのは怖いですよね。
ですので今回は、自己分析の方法を紹介していこうと思います。
得意不得意を明確にしておくことは、就職活動を有利に進めるだけでなく、今後の人生を豊かにしてくれますよ。他にも自己分析記事があるのでぜひご覧ください!

【24卒就活】ワークシート無料DL!自己分析の目的と具体的な方法

自己分析のオススメは自分史を作ること

自分史を作るのは、これまでの自分自身を振り返る行為です。ではなぜ自分自身を振り返るのか、それは現在のアナタが過去の積み重ねによってできているから。生まれてから今までに抱いてきた自分の感情を理解することこそが、自己分析には重要なのです。

①自分史を作るための準備

真っ白なノートに【小学校】【中学校】【高校】【大学】と間隔をあけて4つの項目を書いていきます。書き方は縦でも横でもいいですし、1ページごとにノートの見出しに項目を書いていくでもいいです。ただし、自分史での自己分析は書き込むことが多くなるので、余白はたくさん取っておきましょう。途中で自分史を書き直すのは面倒ですから。

②得意不得意/好き嫌いを分ける

自分史を作るための準備を終えたら、いよいよ自己分析のための作業に取り掛かります。まず初めに、各項目を真っ二つにする線を引いてください。人によって縦書き横書きがあると思うので、線の引き方は各自で自由です。
では空白を2つに分ける線を引けたら、それぞれに【得意不得意/好き嫌い】を書き込んでいきます。つまり線の片側を【得意&好き】のプラスグループ、もう片方を【不得意/嫌い】のマイナスグループにするわけです。これを【小学校】~【大学】の項目すべてに記入していってください。
書いていく際の注意点は、互いに余白を空けながら記入していくことです。また【得意不得意/好き嫌い】以外にも、嬉しかったことや悲しかったことも書いてください。自分の感情がプラスかマイナスになった印象的なことを記入していくことが大切です。

③プラスとマイナスの理由を書いていく

ここまでの作業で、自分をプラスとマイナスの感情にした原因を書いてきました。では次に、それぞれ自分の感情を動かした出来事に対してコメントをしていきます。どうして嬉しく思ったのか、どうして悲しく思ったのか、それをちゃんと自分の言葉で書いていくんです。見える形で自分の感情を残すことに意味があるので、できるだけ詳しくコメントしてあげてください。

④自分自身を振り返ろう

自分史を作る作業は、もう終わりです。あとはこれまでに書いてきた内容を見返していきましょう。【小学校】~【大学】を振り返ってみると、思いもよらない自分を知るきっかけになります。昔は苦手だったものが得意になっていたり、逆に好きだったものに興味が持てなくなっていたりしますよ。
目の前に書かれた内容は、すべて自分自身が書き記したものです。ありのままの自分を受け入れてあげましょう。

⑤過去を知ることは未来を知ること

これまでの自分を知ると、今後の自分がどうなっていくのか、想像しやすくなったはずです。
たとえば現在、卒業後に通訳の仕事をしたいと思っていても、他者と話すことや外国語を喋ることができなければ、通訳の仕事に就くことはできませんよね。
ですが自分史を見つめ直すことで、過去に困難があっても乗り越えてきた経験があったことに気付ければ、今からでも間に合うかもと、行動に移すことができるかもです。

なぜ自己分析をするのか

自己分析をする意味は、2つあります。
1つは自己を確立すること、もう1つは他者へのアピール方法を知ること。

①自己を確立する

自己分析をすると、自分自身を見つめ直すことができます。自分が何を好きで、どんなことに興味を持つ性格なのかを正しく理解すると、これから先に進むべき道が次第に見えてきますよ。
就職活動をする際も、自己分析で自分を再認識できていると、適性のないであろう企業や業界を選ばないで済みます。そして自分に合った仕事を選べれば、未来が豊かになりますよ。

②他者へのアピール方法を知る

自分がどういった人物かを知っていると、企業へ送る書類や選考での面接の際に、どういったことを相手へ伝えればよいか分かってきます。書類や面接という限られた自己アピールの場で、自分を知らないままだと、伝えたいことも伝えるべきことも分からないという事態に陥ってしまいますから。他者へ自分を理解してもらいたいなら、まずは自分で自分のことをちゃんと知らなければ、上手に自分自身をアピールすることが出来るわけありませんよね。

まとめ

自己分析をして自分自身を振り返るなんてことは、就職活動が近い時期でないとしようと思わないですよね。でもだからこそ、今このときにしっかりと自分自身を見つめ直してください。だって自己分析なんて大学を卒業したらまずしないですから。けれど自分を知らないままだと、いつまでもどう人生を歩むのが自分にとって最適なのか、分からないままになってしまいますよ。