「デジタルデトックス」という言葉を知っていますか?文字通り、SNSやスマートフォン、パソコンなどのデジタル機器の使用を自発的に控えていくことです。私たちは、「デジタルネイティブ世代」と呼ばれるほど、物心ついたときからネットやPCが身近にありました。
最近、色々な活動を行っている中でもデジタルデトックスがいかに重要かを知ったので、もし悩んでいる方がいたらおススメします。
SNSが身近に「デジタルネイティブ世代」
「デジタルネイティブ世代」は、一般的に1990年代後半から2010年頃にかけて生まれた世代のこを指すようで、今の大学生はちょうどその世代だと思います。物心ついたときから、インターネットやスマートフォンが近くにあり、コミュニケーションの方法や買い物の仕方などがそれまでの世代とは大きく異なるとして話題になっています。
特に言われるのが、デジタルネイティブ世代は、対面でのコミュニケーションが苦手だということ。SNSやチャットでのコミュニケーションに慣れているためだそうです。私の周りでも、「電話対応がとても苦手!」と話している友達がいましたが、私たちの世代って電話を日常的に利用しませんよね。だから就活やバイトの対応の時に困るという話を聞きます。
また、何をするにもインターネットで検索して、自分の頭で考えないというネガティブな指摘も。今はインターネットで検索すれば何でも情報が手に入ります。そのため、自分の頭で考えるよりも先に、情報を得ようとする癖がついているとのことです。インターネットの情報もすべてが正しいとは限りませんよね。皆さんは、ネットの情報をどこまで信じていますか?それって一次情報ですか?普段から情報の取捨選択が必要だなと改めて思います。
身近にあるSNS。皆さんはどれほどのアプリ、アカウントを利用しているでしょうか?この記事を書いている私も、Twitterだけでも数個のアカウントを持っています…
SNS疲れをひどく感じた時
”SNS疲れ”最近、そういった話題もよく聞きます。私がスマートフォンを使用し始めたのは高校生からですが、ちょうどInstagramが流行り始めた時でした。大学生になってから、自由な時間とお金ができたので、Instagramも利用して写真をアップし始めたり。Twitterは、大学2年の秋から”かこ”として運用を始めました。Instagramは、特にいいね数とか気にしていないので、私の場合は疲れることもないのですが、Twitterは公開アカウントなので疲れてしまうことがあります。
私は「Twitter就活を広めたい」という目標があってTwitterを運用していました。SNS関係なく、新しく挑戦する人に対して少なからず批判は生まれるものですが、Twitterは拡散力が凄まじく、誰に情報が届くかわかりません。それは「憧れだった人と話せた!」など良い面もありますが、「知らない人から批判される怖さ」もあります。
特に新型コロナウイルスが流行し始めた、2020年春。
社会的にもギスギスした空気が流れていて、Twitterの話題もピリピリしていた気がします。大学生の授業料の問題とか、オンライン授業の是非とか…その頃に、私が発信した内容に対して「バカや無能」といった内容と関係ない人格否定のコメントが。体験した身からすると、知らない人に言われる言葉が一番響くんですよね。同じタイミングで芸能人が誹謗中傷で自殺した事件があり、体験した人しかわからない痛みがあるんだなと思いました。
でも、そうなってからでは遅いので、SNS疲れを感じたらすぐに対処するのが望ましいと思います。私も、そのことがあってからTwitterとの向き合い方を考えるようにしました。
デジタルデトックスしてみよう
デジタルデトックスは、どんな些細な方法でも良いと思います。電車通学をしていた時は、電車内では読書をする習慣をつけていました。スマートフォンをずっと利用していたら、通信代がかかってしまうのと、目が悪くなる、と自分に言い聞かせて。「○○時間、スマートフォンを見ない!」といった距離の取り方より、理由が明確な方法のほうが長続きしやすいと思います。
最近はあまり積極的には出来ませんが、電車のボックス席に揺られて車窓から見える自然をただひたすら眺める旅というのもリフレッシュになります。もし最近疲れたな〜と感じる方は少しスマホと距離を置いてリフレッシュしてみてくださいね!