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【23卒が22卒に聞いてみた】就活を終えた先輩に、夏休み前は何をすれば良いのか聞いてみた~vol2 理系の大学院から文系就職へ~

女性のシルエットの上に、記事のタイトル

皆さんこんにちは!街角キャリアラボ新人ライターのゆりです。大学3年生です。

前回に引き続き、就活の知識に乏しい23卒の私が、22卒就活ラボで早々に就活を終えられた先輩へインタビューをさせて頂きました!

就活を始めるにあたって、とりあえず何をすれば良いのか分からない人向けの内容となっています👍

ちなみに、本記事は理系からIT企業へ進まれる先輩へのインタビューですが、そうでない方にもかなり参考になる内容だと思います!インタビューを通して感じたのですが、就活への考え方ややるべきことは、業界や文理問わず似ていました😉

文系の先輩の記事から読みたいなという方はこちら!

2人の女性の上にタイトル文字【23卒が22卒に聞いてみた】就活を終えた先輩に、夏休み前は何をすれば良いのか聞いてみた~vol1 私立文系からマスコミへ~

前置きはさておき、早速今回のインタビューの内容といきましょう👇

①志望されていた業界をすべて教えてください

羽田さんとBさんと私
街角キャリアラボオーナーの羽田さんも同席

私:こんにちは!今日はよろしくお願い致します!

Bさん:お願いします!

私:最初に軽く自己紹介をお願いします。

Bさん:理系大学の修士2年生です。応用生命科学科で、高校までの科目で言ったら生物と化学にあたる分野です。

私:ありがとうございます!早速ですが、最初の質問です!志望されていた業界をすべてお聞きしたいです。

Bさん:シンクタンク、コンサル、PR、出版、メーカー、保険、IT など業界の中でヘルスケアに携わっている企業を見ていました。 最終的に、ITとメーカーを志望業界としました。

私:結構幅広い業界を見ていらしたんですね。その中でヘルスケアに関わる企業を見ていたと。そもそもヘルスケアという言葉を日常的に使わないので、この分野の明確な定義があまりピンとこないんですけど、ヘルスケアとはどういったものなんですか?

Bさん:ヘルスケアって広い分野で、医療系、健康系とかが関わってきます。人の体に関すること、人の健康を考えることって感じです。

私:なるほど。定義の範囲が広いんですね。ヘルスケアの分野を扱う企業にしようと考えた理由はなんだったんですか?

Bさん:小さいときから、ヘルスケアの分野に興味がありました。おじいちゃんとおばあちゃんがいろいろ病気をしていて、それを見ていて興味をもったって感じかな。ヘルスケアの中でも、予防医学という分野に興味があったんだけど、それは高校の時に自分がよく体調を崩していて、予防がとても大切だって気づいたからなんです。

私:高校の時に体調をよく崩していたって、言える範囲で良いんですけど、どういった症状だったんですか?

Bさん:胃がもたれたり、腰が痛くて座ってられないとか、足が痛すぎて走れないとか、しょーもないことでした笑。でも、どこの病院に行っても原因がわからなくて。それでますます、ヘルスケアに興味を持つようになったって感じです。大学進学時も、そういった関係の学部を選びました。

私:なるほど、小さいときからの経験が理由で、ヘルスケアに興味があったんですね。「最終的にITとメーカーを志望業界としました」とのことですが、そこはどうやって絞りましたか?

Bさん:夏ごろに一度全ての業界を見ていた時に気になっていたものが、シンクタンク、コンサル、PR、出版、メーカー、保険、ITでした。そこからITとメーカーに絞った理由は、ちょっと説明が難しいんだけど、簡単に言うと自社で事業をやっているか、他社の事業の支援をしているかで、「自社で事業をやっている業界」を選びました。

コンサルとシンクタンク、PRは、クライアントの事業をサポートする仕事。一方のメーカーやITは、自分たちで考えたものを作り出す仕事。私は自分たちでサービスを作る仕事が良かったというのが、ITとメーカーに絞った経緯です。

私:そういう視点での絞り方もあるんですね。

普通は、業界から職種を絞る人が多いイメージなんですけど、Bさんは業界からスタートしたわけじゃなくて、独自の興味のある分野(=ヘルスケア)を決めてから、次に業界を絞っている特殊なパターンかなと思います。それだと調べるのが大変そうですよね。どのように調べていたんですか?

Bさん:最初は、普通に「ヘルスケア 予防医学」とかでググっていました。あとは、業界図鑑をみて「こんな企業が存在するんだ」ということを知って、その企業はヘルスケアに取り組んでいるのかな?と、シラミつぶしに調べてまわったり。これも、「気になった企業名 ヘルスケア」とググっていました。

私:うわ、めちゃくちゃ時間かかりそうですね。

Bさん:そうね、すごくかかったかも笑


②就職活動はいつ始めましたか?

パソコンの画像

Bさん:2020年5月です。合同説明会には大学2年生の頃から行っていました。

私:23卒の私に置き換えてみると、始める時期はちょうど今の私、合同説明会に行ってらした時期はもう既に終わってますね笑 動き始めるのがすごく早い。

Bさん:合同説明会は、行っただけだから大したことないよ~

私:いやいや。すごいです!どうしてそんなに早かったんですか?

Bさん:自分の将来に興味があったからかな。就活しなきゃって感じでなくて、もっと軽いノリだったよ。それから、院進するかも悩んでた時期だったし。

私:就活を早く始めなきゃという気持ちよりも、純粋に自分の将来に興味があったから、そんなに早かったんですね。それで実際に説明会に参加できる行動力がすごいです。

③就活前に不安だったことはなんですか?

Bさん:2つあって、1つ目はコロナによる採用人数減少の懸念、2つ目はオンライン面接です。

私:なるほど!一つ目から順番に聞きたいんですけど、「コロナによる採用人数減少の懸念」に関して、実際に影響はあったんですか?

Bさん:結局あまり影響はなかったかな。私が見ているところは特にそうかもしれないけど…2,3社行きたいところは採用中止になってたけど、夏とかに早めに言ってくれたからすぐ候補から除外できたし。

私:Bさんにとって、採用人数の減少は心配だったけれど、実際はそこまで問題にならなかったんですね。不安だったことの2つ目に挙げてくださった、「オンライン面接」については、どうでしたか?

Bさん:オンライン面接は22卒がほぼ初めてだったから、不安でした。21卒の先輩は、就活の最後にオンラインに切り替わったくらいで、体験していた先輩があまりいなかったの。何が一番怖いって、ググってもやり方の情報が何も出てこなかったこと。ライトいるのかとか、服装はどうとかのマナーの情報が何もなかったのが不安だったのね。

私:実際やってみてどうでしたか?

Bさん:面接官もオンラインが初めてだったから、お互い常識みたいなものがわからない状態だったから案外平気だったかも。企業側の人も、「これで見えてますかね?すいません慣れてなくて…」みたいな人もいらっしゃって。だから、私たちの代は全然気を張る必要はなかったかな。むしろ23卒のほうが前例があるから先輩に聞くべきだなって思った。

私:うわー、頑張ります。面接を通して分かった、オンライン面接のマナーとかってありますか?

Bさん:人によって違うと思うから、また別の人にも聞いてほしいけど、私の場合はまずカメラじゃなくて画面を見ること!相手の顔を見ながら喋ったほうがいいなって思う。色々な人が、カメラを見るように言ってたけど、面接って一方的に話すわけじゃなくて、面接官との対話だから。カメラよりも相手の顔を見たほうが、表情も自然と良くなると思う。本当に人によると思うけど!

私:そんなことまで気にするんですね!?それ以外に知っておくべきマナー、あったりしますか?

Bさん:あとは、マナーじゃないけどリングライトは絶対買ったほうが良いと思う!

私:ユーチューバーが使ってるやつですね。

Bさん:そう。画面越しにどうみられるかが大事だから、どれだけ明るくキレイに見られるかが勝負なんよ。パッと見たときの印象は良いに越したことはない!あとは、逆光にならないことも注意!顔が暗くなるから。私の場合、段ボールを窓に貼って日光を遮断してた。

私:逆光で顔が見えないのはオンライン授業でもそうでしたw「顔みえない!」ってよく友達に突っ込まれてたな…ちなみに、オンライン面接と対面面接、どっちが気が楽ですか?

Bさん:私はやっぱり慣れてるからオンラインかな。あと、カンペ(カンニングペーパー)が見れるのは大きい!

私:うわー!それは大きい!どうやってやってたんですか?

Bさん:私がよくやってたのは、パソコンを少し上に設置して、キーボードの上にカンペを置くこと。そしたらちょっと下を見るだけで見えるの!それから、wordに打っとくとか。がっつり読んだらあかんけど、緊張して言うことがとんだときに、出だしだけでも見れるとサラッと言えたりするから、そういう使い方をしてたかな。

私:なるほど、いいですね!ちなみにBさんは、面接のときは下半身もちゃんとスーツでしたか?笑

Bさん:ちゃんと着てたよ。一回友達が「立ってみてください」って言われたらしくて。それを聞いてからすごく気を付けるようになった。

私:えぇ!?怖すぎる笑そんなこと聞いて誰が幸せになるんでしょうね?!

Bさん:間違いないwいやもしかしたら、パジャマならパジャマでウケ狙いにはなるかもよ?こんなパジャマなんです、って言ったら企業によってはもしかしたらポイント高いかも。メンタルが強いことが伝わるし笑

私:私にはよくわからない世界ですw

Bさん:私にも絶対できないなww


④夏休み前にやっていて良かったことはありますか?

パソコンを操作する2人の女性

Bさん:1.自己分析 2.様々な業界に目を通す です。

私:なるほど。自己分析から聞いていきたいんですけど、いつから始めましたか?

Bさん:自己分析は5月くらいからだったかな。先輩に言われて。

私:何を使ってやっていたんですか?

Bさん:私は、「絶対内定」かな。これを使って夏までに、自分の幼少期からの出来事を詳細に書き出しといたほうがいいかな。この作業はすっごい時間かかるから。自己分析って就活終わるまでにずっとアップデートしていくものなんだけど、そのために色々なものを思い出しておく作業が大事。

それから、モチベーショングラフっていって、自分の人生のモチベーションをグラフにするものがあるんだけど、企業によってはそれを提出させるところもある。面接のときに企業側がそれを見ながら、「〇歳の時にこの行動をとった理由はなんですか?」とか聞かれたりすると、モロさっき書いたことが生きてくるの。

私:自分の経験を明確にしておくことが大事なんですね。

Bさん:ほんっとに大事!絶対早めにやったほうがいい!これやらないと自己分析が進まないから。就活の最初にやるべきは「全ての業界に目を通すこと」と「人生の出来事を書き出すこと」に尽きる。


⑤夏休み前にこれをやっていれば良かったと後悔していることはありますか?

Bさん:WEBテスト対策で、SPI, 玉手箱, TG-webすべてやっておくことです。

私:「SPIをやっとくべき」はよく聞くけれど、他の会社のものも全部やるべきなんですか??

Bさん:そう、それが言いたかったのです。メーカーだからかもしれないけれど、私が受けた企業はSPIだけじゃなくて、全然玉手箱, TG-webも出たのよ。

私:SPIだけでも大変そうなのに、全部やるんですね…今から気が重いです。ガンバリマス…

⑥コロナの影響でイレギュラーだったことの中で、今後の就活に反映されそうなことは何だと思いますか?

Bさん:オンライン説明会です。オンラインでも対面でもどっちでもいいよっていう企業が増えそう。コロナが完全に収束することはないと思うから、企業も「絶対来て」とは言いにくいと思うのよね。

私:確かに。選択肢が増えるのは良いことですね!

最後にひとこと

私:私からの質問は以上です!たくさん聞かせてくださって、ありがとうございました!最後に、この記事を読んでくださる23卒の皆さんにひとことあれば、お願い致します!

Bさん:就活で一番大事なことは、何回言うねんって感じだけど自己分析です。夏休み前のみんなは自己分析の重要性が分かってない時期だと思う。今は分からなくていいけど、絶対後で大事さに気づくから、自己分析は本当に真剣にやってください!

私:絶対自己分析やりますね!本日はありがとうございました!

あとがき

今回のインタビュー記事を読んだ皆さんなら、これから何をすればいいのか明確に分かったはず!合同説明会へ行く、自己分析、業界研究、Webテスト対策でしたね。

今回は理系のB先輩へのインタビューでしたが、文系のN先輩の記事も、読んでみて欲しいです!

2人の女性の上にタイトル文字【23卒が22卒に聞いてみた】就活を終えた先輩に、夏休み前は何をすれば良いのか聞いてみた~vol1 私立文系からマスコミへ~

Bさんと似ている面もあるし、異なる面もあります。複数の人のパターンを見て自分に合うやり方を模索するのが良いかな~と思います!

今回のインタビューを経て、私も本屋さんで業界図鑑やSPIを覗いてみました。思ったより大変そうだったので、これからがんばろうと思います😥皆さんも、同じ仲間として、一緒に頑張りましょうね!それでは!

おわり