【この通りでOK】OB訪問のやり方を徹底解説!
こんにちは、新卒一年目としてIT企業に勤めながらライター活動もしているミッテンです。
どうしても勇気が出ないOB訪問。インターンや他の就活イベントと違い集団で臨む訳でもなければ、どこかに応募フォームがある訳でもないし、興味はあるんだけどやり方がわからない、勇気が出ないという就活生も多いのではないでしょうか。
今回はまさに一年前、OB訪問を実際に経験した私が、OB訪問のやり方を徹底解説します!手順やマナー、用意しておくべき質問など、OB訪問の全てを解説した記事になっているので、是非とも参考にしてみてくださいね!
【就活生必見】OBOG訪問の正しい服装とは? 【テンプレ付き】就活生必見!OBOG訪問のメールの送り方を徹底解説!OB訪問のやり方 5STEP!
OB訪問の手順は次の5つのステップに分けることができます。
1 相手の連絡先を得る
OBの連絡先を得るには、大学に配備されているキャリアセンターを利用するのが一番。一度中に入ってしまえば、あとはOB訪問を検討している旨を伝えるだけで専属のアドバイザーが色々とサポートしてるところがほとんどでしょう。
「まだ自己分析すらも終わっていない」「行きたい業界が絞れていない」「どんな企業のOBを訪問すればいいのかわからない」という段階であっても、キャリアセンターのアドバイザーたちはその人の進捗度合いに合わせて支えてくれます。就職活動に対して不安や遅れを感じていたとしても臆することなく利用できる場所がキャリアセンターですので、利用したいと思った時にはすぐに訪ねてみると良いでしょう。
さらにOBの連絡先を得る方法としては、サークルなどの繋がりを利用する、キャリアセンター以外の就職サポートサービスを利用する、自分で企業に直接連絡を取るなどが挙げられます。最近ではOBOG訪問アプリなどもあるので利用してみてもいいかもしれません。こうした場合は全てを自分で判断しなくてはならなくなるため、常に相手に失礼のないよう、ビジネスマナーに則った行為をするよう心がけましょう。
2 担当者にアポイントを取る
キャリアセンターで相談をした場合は、アドバイザーとの話し合いの中で訪問先の企業やそこで勤めているOBの連絡先が入手できることかと思います。またキャリアセンターを使わず自分で企業と関われた場合も、先方からOB訪問担当者の連絡先が送られてくるかと思われます。
そこで次にやるべきは、OB訪問担当者にアポイントを取ることです。
基本的にはビジネスマナーに則って、メールでアポイントを取ることが望ましいでしょう。電話という選択肢もありますが、メールと違って話し方や対応に気をつけなければならない他、相手のお仕事を邪魔してしまう可能性もあるため、メールでの連絡がベターです。
どのような連絡先が適切かは訪問する社会人の都合に合わせるのが良いと思います。中にはFacebookのメッセンジャーを希望される方もいらっしゃると思います。ただし、SNSを使う場合は皆さんのプライベートにも関わる部分になるので、ご自身で判断しましょう。
3 日程調整をする
OB訪問担当者とのアポイントが取れ次第、具体的な日程調整に入っていきましょう。担当者の職種や勤務体系にもよりますが、基本的には平日ランチタイム、会社近くのカフェなどで行われることが多いようです。
こちらから日程を提案する際には、複数の日にち、また幅広い時間帯を提案できるように心がけましょう。相手は仕事の合間を縫って、しかも報酬や成果に繋がらないにも関わらず、あなたのために時間を割いてくれます。過度に申し訳なく思う必要はありませんが、それでも相手に嫌な気持ちをさせないよう、できる限り相手の都合に合わせる努力をすることは必要です。
またこの段階で具体的な質問も考えておき、当日の流れを想定しておくことも大切です。質問についてはさらに詳しく後述しますが、当日の流れもある程度想定できておけば、慌てずに有意義な時間を過ごせます。
4 実際に会いに行く
日程は決まったら当日までに用意を入念に済ませ、いよいよOB訪問当日を迎えることとなります。指定時刻を守ることはもちろん、面接同様気持ちを引き締めてOB訪問に臨みましょう。
服装は、特に指定がなければスーツを。既に担当者側から私服の了承を得ている場合は私服で構いませんが、それでも襟付きのシャツやできるだけフォーマルな格好をしていくなど、清潔感のある服装を心がけましょう。
また、もし担当者がカフェ代などを奢ってくれた場合は、必ずお礼を言いましょう。お金を出していただいて申し訳なく思う気持ちは十分にわかりますが、奢られることを過度に遠慮し、流れを遮ってこちらからお金を出すことも失礼に思われます。精一杯のお礼で、自分の気持ちを表しましょう。
5 お礼の連絡と振り返り
OB訪問を無事に終えることができたら、必ずお礼を言いましょう。別れ際にお礼をすることはもちろん、帰宅後(もしくは電車乗車後でも)に再びメールにて感謝の気持ちを伝えておくことも大切です。
「非常に勉強になりました!」「〇〇さんとお話しすることで就職に対する理解が深まりました!」「貴社の一員となって仕事をしたいと言う気持ちがますます強くなりました!」など、ポジティブな言葉を多用して感謝の気持ちを伝えると、担当者にも気持ちよく「OB訪問を担当してよかった」と思ってもらえるでしょう。
OB訪問で準備しておく質問
それでは最後に、OB訪問をするにあたって準備しておくべき質問をいくつか紹介します。もちろん自分の聞きたいことを聞くのがベストですが、それに加えて下記のような質問をするとさらに充実した時間を過ごせるかと思いますので、是非とも参考にしてみてくださいね!
OBやOBの所属する会社について
・今やっている仕事内容について、どんな仕事をやっているのか
・現在の職場での自分の役割について
・職場の雰囲気について
・仕事の大変さ、勤務の難しさ
・休日や給与、福利厚生などの実態
・退職者の理由とその後のキャリア
・1日の流れやスケジュール
就活を進めていく上で知りたいこと
・新卒者に望むこと
・その企業ではどんな性格の新卒者が多いか
・その企業ではどんな性格の社員が多いか
・その企業に向いている人・向いていない人の特徴
・入社前に描いていたことと現在とのギャップ
・実際に自己PRなどを見てもらい、アドバイスをもらうのも有益
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は多くの就活生が悩むOB訪問について、そのやり方や手順、用意しておくべき質問などを一挙解説してみました。
他の就活イベントと比べて、さらに一歩踏み出す勇気がいるOB訪問。しかしその一歩を踏み出した先には、有意義な時間と情報を提供してくれるOBたちが待っています。就活をより有利に進めるためにも、是非とも本記事を参考に、OB訪問にチャレンジしてみてくださいね!