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【学生解体新書】みなさんは「型」にはまりにいってませんか?

みなさんこんにちは。ライターのいんげん和尚です。

今回から数回に分けて、「学生解体新書~社会人にはこう見える~」というテーマで社会人の方々へのインタビューをお届けしたいと思います。社会人だからみえる今の学生の特徴など、興味深いお話が盛りだくさんです!これからの学生生活やキャリア選択のご参考になればと思います。

そんなインタビュー企画の第一弾では、街角キャリアラボオーナーの羽田さんにお話を伺いました!

羽田さんは、立命館大学を卒業後、株式会社毎日コミュニケーションズ(現マイナビ)に就職し、大手企業の新卒採用のコンサルティングや新規事業開発をご担当されました。2020年3月に独立し、街角キャリアラボやSenpaitalk.comの運営をされています。

過去の羽田さんインタビュー記事はこちら

長年学生と触れ合ってきた羽田さんは、今の学生についてどう思っているのでしょうか?

学生間の差が大きくなってしまっている

――羽田さんは、今の学生にはどのような特徴があると感じていますか?

羽田:昔に比べて今の学生は二極化されていると思います。これは、インターネットの普及の影響が大きいです。誰もがSNSを使うようになったことで、優秀な人が目立ち・可視化され自分との差がわかるようになってしまいました。

ひと昔前だと、そういった優秀な人たちのことを知る術なんてほとんどなかったから、上のほうの人たちがどれくらい上にいるのか、学生全体の中で自分はどのくらいの立ち位置なのかわかりませんでしたし、意識もしませんでした。

――インターネットによって学生間の差が大きくなってしまったということですね。

羽田:はい。さらに、今の優秀な学生は昔の優秀な学生よりも活躍の幅を広げています。インターネットを使ってうまく情報を収集することで、昔よりも多くのことができるようになっています。インターンや留学でスキルアップをする人もいれば、起業などをして自分で何かを創りだす人もいます。

赤の他人の目を気にしすぎる学生

学生たちと交流する羽田さん

――差の可視化と上位層のレベルアップによる二極化ということは、学生の大多数を占める優秀ではない=普通な人たちのレベルは昔と変わっていないのでしょうか?

羽田:そうですね。多くの学生さんは、僕が学生時代の周りの学生と変わりません。ただ、SNSなどで上が「見える」ことで、その人たちと自分との差に苦しんでしまっています。これは昔にはなかった悩みです。

今は、「就職できない人=何かをサボってきたヤバい人」みたいな雰囲気がありますが、昔は全くそんなことはありませんでしたから。就職できればすごい。就職できなくてもまあそいうこともあるよね、程度でした。

――今も昔も多くの学生のレベルは変わっていないのに悩みを抱えている学生は増えてしまっている状況ですね。

羽田:僕からすると、学生の皆さんは周りを気にしすぎていると感じています。よく知りもしない人のことを意識しすぎではないかと。確かにSNSで上位層が可視化されていますが、情報の受け手がそういった人たちを勝手に神格化しているように感じます。会ったこともない人が自分の生活のほんの一部分を切り取って投稿しているSNSを拡大解釈しすぎているのだと思います。

――雲の上の存在だと思っていた人が、会ってみると良い意味で普通の人だったなんてこともありますよね。

羽田:そうそう。まさにそれです。SNS上ですごそうに見える人も、同じ人間なんです。マーレ人のライナーがエルディア人のエレン達と触れ合ってみたら、化け物なんかじゃなくて同じ人間だって分かった、みたいな感じですね(笑)。

「答え」に慣れすぎている

――今の学生の悩みの本質は何なのでしょう?

羽田:今の学生さんが、物事に「答え」があるということに慣れすぎてしまっていることだと思います。本来、世の中は「答え」がないことのほうが圧倒的に多いです。しかし、今の時代、googleで調べれば様々なことが分かってしまいます。この検索結果を「答え=目指すべき型」と思ってしまう。

――調べれば成功例がわかってしまうから、その成功例に従う=正解/従わない=不正解といった思考になってしまうのですね。

羽田:そうですね。こういった思考に陥ってしまった学生さんは、多様性の中にあるはずの自分を「型」に当てはめようとして、その「型」に自分が合わないことで悩んでしまうように感じています。

――今の学生はどうすれば悩みを解決できるのでしょう?

羽田:「型」にはまらない、つまり自分で考えて自分で行動することが大切だと思います。とにかく自分で考えて、とりあえず行動してみる。学校の授業じゃないのだから、「答えはない」ということを念頭において、「型」というしがらみから解放されて生きてほしいと思っています。

自分を変えたいけど自信がない人へ

講演をする羽田さん

――羽田さんは長年キャリア支援に携わっていらっしゃいますが、どのような理念をお持ちなのでしょうか?

羽田:学生さんは多くのしがらみに囚われてしまっています。良い大学に入れ、インターンをしろ、留学に行け、大企業に就職しろ。こういったしがらみから学生を解放することを目標としています。無理に型にはまらない生き方をできるようになる手助けをしたいと思っています。

――普通のキャリア支援とは一線を画す活動ですね。

羽田:そうですね。僕がやりたいのは小手先のテクニックによる就活支援ではありません。自分で何かやってみる、こういう考え方を伝えたいです。ですから僕は、大学生向けのキャリア支援だけでなく、キャリア甲子園などを通して小中高生向けのキャリア支援にも力を入れています。

――羽田さんがオーナーをつとめていらっしゃる街角キャリアラボについて教えてください。

羽田:SNSなどで自分と上位層との差が見えてしまい、焦ってしまう学生さんは大勢います。その中には、今の自分を変えたい・本来の自分を取り戻したいと思っていても、自信がないから行動に移せないという人が多いです。そういった人たちに自信を持ってもらうことができるコミュニティが街角キャリアラボだと考えています。

――自分で考え・行動する自信がつくコミュニティだということですね。

羽田:はい。ですから、みんなで一緒に高みを目指したい、イノベーションを起こしたいといったコミュニティではありません。何となくモヤモヤしている人たちが、自分でそれを解決できるようになることができる場だということです。これが、街角キャリアラボが「意識高すぎない」を謳っている意味です。

キャリアをもっとカジュアルに

――最後に、学生にメッセージをお願いします。

羽田:インターネットによって良くも悪くも世界が見えるようになりました。これにより

キャリアや社会を巨人のように感じ、気後れしてしまう学生さんは多いです。そういった人たちが、よりキャリアを身近に感じてもらえる場所が街角キャリアラボだと思います。キャリアをカジュアルに考える居場所が欲しい皆さん・自分を変えたいけど自信がない皆さん、街角キャリアラボでお待ちしております。

――ありがとうございました!

次回は大学のキャリアセンターに勤めていらっしゃるデニさんのインタビューをお届けいたします。大学の機関として就活支援をするデニさんには、学生はどのようにうつっているのしょうか…?お楽しみに!