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ジョハリの窓とは?自己分析への活用法を考えてみた

突然ですが、「ジョハリの窓」って聞いたことありますか?就活や企業研修で耳にしたことはあるけど、詳しくは聞いたことが無いという方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな「ジョハリの窓」とは何か、そのやり方やメリット、活用の際の注意点などをお話していきます!

1、ジョハリの窓

学生ライターの佐藤たかしです!今回は、就活のグループワークや企業の研修などでたびたび使用される「ジョハリの窓」について、お話していきたいと思います。
初めて聞く方や、既に体験したことはあるけど詳しくは知らない…という方も、読み終わるころには「早く自分で試してみたい!」と思うこと間違いなしですので、ぜひ最後までご覧ください!
まず前提として、現在良く使われている「ジョハリの窓」とは、心理学者のジョセフ・ルフトとハリ・インガムが1955年に発表したグラフモデルが元になっています。

自分が考える自らの特性と他者から見た自分の特性を照らし合わせることで、自己理解を深めてコミュニケーションを円滑に進められるようになるという、非常に優秀な心理学のフレームワークです。

ちなみに、勘の良い方は既にお気づきかもしれませんが、この「ジョハリの窓」という呼称は、生みの親であるジョセフさんの“ジョ”とハリさんの“ハリ”を組み合わせてつけられたのだとか。
はじめ知ったときは変なネーミングだと思いましたが、よく考えればChageさんとAskaさんで「チャゲアス」だし、バドミントンの小椋さんと潮田さんで「オグシオ」ペアと呼ばれていたので、案外我々になじみの深い名づけ方なのかもしれませんね。

歴史

2、ジョハリの窓のやり方

どうでもいいことで話しが逸れてしまいました…。
気を取り直して次は、より深い自己理解と円滑なコミュニケ―ションへと導いてくれる「ジョハリの窓」のやり方についてお話してきましょう。

まず準備について

このフレームワークは特殊なワークシートや機材などが一切要らない手軽さも特徴の一つと言えますが、絶対にして最も重要なのが一緒にワークをする友人・知人の存在です。というのも、このワークの肝は自分に対する自己評価と他者評価のズレをなくしていくことだといえるので、一人や少人数で実施するとあまり効果が見込めません。

メンバーの選定について特に条件はありませんが、「サークルの友達」「ゼミ仲間」「高校の友人」のように様々なコミュニティに分けて複数回実施すると、より多くの気づきを得ることに繋がるかもしれません。

一つ注意したいのは、周りからの評価を強く気にしてしまう人にとって、このフレームワークは心への負担が大きいかもしれないということ。無理に参加させて傷つけてしまうことがないようにしたいですね。

あとは紙とペン。もちろん白紙でも問題はありませんが、できるだけ手順を少なくしたい、フォーマルに行いたいという方は、検索窓に[ジョハリの窓 ワークシート]と打ち込んでシートをダウンロードすることをおすすめします。

次に【手段】について

  1. 参加者1人につき参加人数分(自分も含め)の紙を配り、それぞれに参加者の名前を書きます。
  2. 自分の用紙には自分の、他の参加者の用紙にはそれぞれの性格や特徴を記入し、終わったら該当する人に書いた用紙を渡します。
    ※「それぞれの性格や特徴」は自由記述だと負担が大きいかもしれないので、事前に性格や資質を10個~ほど用意して選べるようにしておくとスムーズです。(例:①賢い②優しい③慎重etc.)
  3. 新たに紙を用意し、参加者が自分について記入した用紙と、自身について自ら記入した用紙を比較して、
    ・左上には【開放の窓】として“自分も相手も書いている特徴”
    ・右上には【盲点の窓】として“自分は書いているけど相手は書いていない特徴”
    ・左下には【秘密の窓】として“自分は書いたけど相手は書いていない特徴”
    ・右下には【未知の窓】として“自分も相手も書いていない特徴”
    を4象限(4つのエリア)に区切ってそれぞれ書き込んでいきます。

このように自らの性質を【4つの窓】に分類することで、自己理解を深めることができます。

3、ジョハリの窓でわかること

ジョハリの窓の図

先程、【4つの窓】に自らの特徴を分類することで自己理解を深めることができるとお話しましたが、ここからはその【4つの窓】とは何なのかについて詳しく見ていきます。

まず【開放の窓】、これは「自分も他者も知っている自分の性質」が当てはまります。ここに当てはまる項目が多いほど本当の自分を上手に周囲に見せることができている、自己開示が上手な人であると言えます。
また、ここに当てはまる性格はその人を表すうえで欠かせない特徴であるとも取れます。

次に【盲点の窓】「自分は知らないが他者は知っている性質」が当てはまります。この項目が多い場合は、自己理解がまだ途中であるか、もしくは自己評価の低さゆえに自らの利点を正しく認識できていない可能性があります。
またこの項目は自らの新たな強みや特徴を発見しやすいため、良いチャンスと捉えることができそうです。

3つ目は【秘密の窓】「自分は知っているが他者は知らない性質」がここに入ります。あえて外には出さないようにしている自分の一面を除けば、この項目が多い人は自己開示をあまりしていない、もしくは自分を上手く表現できていないと言えます。
少しマイナスな表現が続いてしまいましたが、見方を変えればここには他者に土足で踏み入れてほしくない側面や、過去のトラウマに起因する性質当てはまることもあります。それらを踏まえて、これからはあえて外に表現していくか、それとも自分の中で大切にしまっていくか判断することも重要です。

最後は【未知の窓】、ここには「自分も他者も知らない性質」が入ります。一見すると、ここに当てはまる性質は自分と縁がないものだと思ってしまいそうですが、そうとは言い切れません。今後様々な経験を積んでいくことで自身に変化が起こり、上に挙げた3つの窓のどこかに当てはまる可能性は十分にあります。自分には関係ないと断定できないという意味で、ここは「未知」の領域であるといえます。

これら【4つの窓】を通して自分自身を見つめることで、自分自身に対する自分と他者の認識のズレが軽減され、コミュニケーション時のストレスが減ります。
また、普段なかなか聞くことのできない“他者から見た自分”を知ることで、思い込みにとらわれない、より客観的な自己理解を行うことができます。

4、ジョハリの窓を使ってみよう

自力で自己分析を進めようとしても、自分だけで進めるには限界がありますよね。かといって、友達に面と向かって「私のことどう思ってる!?」なんて聞くのも気恥ずかしい…

そんな時はこの「ジョハリの窓」をゲーム感覚で試してみてはいかがでしょうか?大変な就活の息抜きにもなりますし、自己分析を効率的に進められるので、一石二鳥ですね!

個人的には、相手の印象を書き込む際、心理テストのようなかたちで「この人ならどうすると思う?」という設問にしても楽しいかなと思います。例えば「友人が恋人に振られて落ち込んでいる時、その人ならどうすると思いますか?」といった感じで。その設問をみんなで作るのも楽しそうですね。

ぜひ試してみてください!それでは!