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「一学期一資格」目指して日々勉強していた大学1年生の時のお話

「一学期一資格」目指して日々勉強していた大学1年生の時のお話。

「一学期一資格」は私が大学1~2年生の時に、自分で掲げていた目標です。一学期に一つ資格、検定の勉強をするという目標なのですが、なぜこの目標を掲げていたのか。そして資格や検定を大学生活で勉強する意味について私なりにお話しようと思います。

大学に入学して、やるべきことが定まっていない、時間があるという方の参考になると嬉しいです!

「一学期一資格」の目標を掲げた大学1年

「一学期一資格」は誰かに言われたとかではなく、自分で設定した目標です。高校生までは定期試験と資格や検定の試験が重なることが多かったため、大学生になったら時間の許す限り資格や検定の勉強をしたいなと思っていました。

しかし、大学生は意外と忙しい…。特に1年生の時はほとんどフルで一限から授業はあるし、課題、サークルなどの課外活動もありますね。しかも、私は大学まで片道3時間をかけて通っていたので、1週間があっという間に過ぎていきます。だかこそ、時間の使い方にもメリハリをつけたいと思い「一学期一資格」というちょっと過酷な目標を自分に課しました。

また、漠然と”就活”というものに対して怖かったというのもあるかもしれません。大学1年生の時はまだ就活がどのようなことなのかわかっていなかったので、とりあえず資格や検定の取得をしてアピールが少しでもできたら…という本音もありました。

資格や検定の受験料も決して安いものではありません。そして、受験日も決まっています。お金や時間で自分を追い込むことで、他の時間の使い方も上手になる気がします。

時間の使い方にメリハリがあると

もし、私がこのような目標もなく、大学生活を過ごしていたらどうなっていたでしょう?時間にもっと余裕を持って過ごせていたかもしれません。しかし、逆に「時間があるから」と思って怠けてしまうのではないかと思います。私は三日坊主で、そんなに強い精神を持っていないので、資格という効力の強い目標を課すことが自分にとって良いことだと思っていました。

一学期一資格、最初はキツイと思っていた目標も、追い込まれると何とかなるんですよね!片道3時間を課題や資格の勉強に充て、授業や課外活動にも全力で取り組む…気づけば時間の使い方が上手くなり、良い成績も取れて、検定も合格できるようになっていました。

最初、ちょっとキツイな…と思うくらいの目標の方が自分自身の成長を感じることができると思います。もし、時間の使い方に困っている方がいたら参考にしてみてください!

次は私が大学生になってから取得した検定について紹介します。

・『世界遺産検定2級』

世界遺産2級を大学1年生の7月に取得しました。まだあまり知名度は高くないかもしれませんが、世界遺産検定は2006年から始まった検定で、25万人以上の受験者がいるといわれています。旅行業界で働く方だけでなく、最近では学生の受験者が5割と、学生に人気な検定になっています。私の大学でも世界遺産検定が勧められていました。

私は元々歴史に興味があり、高校3生の大学受験が終わった後に世界遺産検定3級を取得しました。世界史を受験のために勉強していたので世界遺産の歴史と繋がる部分が多かったんです。

一見、難しそうに思える世界遺産検定ですが、1級まで選択式での解答形式なのでそんなに難しくないです。参考書の重要な部分を理解し、2級であれば7割正解で合格です。

旅行が好きという方は特に、事前知識があると無いではかなり見える景色が変わると思うので、こうした検定はおススメです。

他の活動とも両立しやすくて、実生活でも為になる検定でした。

・『中国語検定4級』

中国語検定4級は大学1年の11月に取得しました。中国の文化に興味があったので、第二外国語で中国語を履修していましたが、授業で検定を勧められたのがきっかけです。もちろん、取得をすることで成績にも影響があるのですが、それだけでなく、せっかく言語を学んでいるのなら少しでも聞けるように、話せるようになりたいと思い、検定に望むことにしました。

同じ授業を受けているメンバーで4級を受験するのは数人で、準4級を受験する人が多い中で、より自分に厳しい選択をしました笑

中国語検定で一番苦労したのはリスニングでした。聞けない言葉は書けないので、毎日リスニングの音楽のように聞いていました。すると不思議なもので、聞き取れるようになってくるんですよね。慣れって本当に凄い。

検定合格後はさらに中国に対して興味が湧き、中国へ留学するという目標も実現することができました。実際には高い留学費用を用意する余裕が無かったため、「ハタチの一歩」という代金0円で海外経験を提供する官民一体のプロジェクトに応募し、見事合格しました。倍率の高かったプロジェクトに合格できたのも、一生懸命検定を頑張ったからだと思います。

・『秘書検定2級』

秘書検定2級は大学2年の6月に取得しました。

秘書検定を選んだ理由は、とにかく社会人マナーを社会人になる前に学びたかったからです。大学に入学してから学習塾の事務として働いているのですが、とにかく敬語や電話などのマナーが難しく感じてしまい、自分の行動に自身が持てないでいました。

秘書検定という名称ですが、秘書を目指す方だけでなく、社会人マナーを勉強したい方も受験しています。手紙の書き方や挨拶など、学校生活では知ることができない社会人としてのマナーをみっちり学ぶことができる内容でした。

解答は選択と記述があるので、ちょっと難しいと感じましたが、就職活動や社会人になる前に身に着けておきたい内容です。

これから取得したい資格について

ちなみにこれから取得したいなと思っているのは「セルフマネジメント検定」です。現在は他の活動を重点的に行っているので、検定に割く時間を設けていませんが、大学生の間にセルフマネジメント(心の健康管理)について学びたいなと思っています。

「働く人たちの心の健康と活力ある職場づくりのために」というキャッチコピーからもわかるように、自分のためだけでなく、周りの大切な人のためにも、役に立つ検定です。そしてセルフケアコースから、マスターコースまで3つのコースに分かれているので、自分の立ち位置に合わせて選ぶことができます。

独学で勉強しようと思っても、なかなか難しいものですが、検定という形であれば参考書も揃っているので勉強が捗ります。

自信が持てた先には

一学期一資格の目標を達成したことで、時間にメリハリができただけでなく、忙しくてもやればできる!と自分に自信を持つことができるようになりました。

自分に自信が持てたことで、新しいステップを踏むことにも繋がったのだと思います。大学2年の後期からは、学生団体のリーダーを務めたり、Twitterを始めて大学外の方と接する機会を多く設けるなど、色々な挑戦を積み重ねてきました。

最初から大きな挑戦ができなくても、資格や検定といった小さな挑戦から初めてみてはいかがでしょうか。