長期インターンってやったほうがいいの?どうやって探せばいいのかわかんない・・・。面接とかあるの?
最近は大学1、2年生のうちから長期インターンをする学生も珍しくなくなりました。でも何で1,2年生のうちからインターンをやっているのでしょうか?長期インターンを行う理由やメリット、そして長期インターンの探し方についてご紹介します。
長期インターンとは何か?
まず、長期インターンの定義をしていきましょう。あくまで社会通念的な定義、ということにはなりますが。
企業で就業体験を行う事をインターンシップと言いますが、日本には「長期インターン」と「(普通の)インターン」の2種類があります。で、(普通の)インターンは大学3年生の就活時に行い、1日とか5日、あるいは夏休み期間中などの期間限定の就業であることが多いです(1日のインターンはインターンと呼ばないようにしよう、みたいな動きもあるそうですが)。
この(普通の)インターンは、実質的には就職活動の幕開けであることが多く、企業も採用PR、学生も就活の一環として捉えていることが多いです。この辺りはこちらの記事で解説しています。
【24卒就活】インターンに行く理由は?参加するメリット、有利な点を解説!
対して、長期インターンは期間が決まっていません。企業側、学生側いづれかの意思で辞めることはありますが基本的には文字通り「長期」に渡り働きます。また企業にもよりますが、長期インターンは報酬が出ることが多いです(就活インターンは出ないことも多い)。
報酬が出て長期的に働く、、、というとアルバイトみたいなものだともいえます。では、長期インターンとアルバイトは何が違うのでしょうか?
長期インターンとバイトの違い
大学生の多くはアルバイトをしていると思いますが、長期インターンとバイトはどう違うの?と思う学生さんも多いと思います。
労働をして対価をいただく、という点では全く同じ。ではその違いは?
結論から言うと、仕事に対するコミットメント意識の違いじゃないかと僕は思います。
誤解を恐れず言いますが、アルバイトの多くはタスクをこなしていく労働で、マニュアルに従って先輩や社員の指示通りに動けば大体は仕事はこなせてしまいます(バイトの種類による、と言う事はもちろん承知してます)。
一方、長期インターンシップの場合はインターン生にもミッションが課せられ、そのミッションが達成できるか否かは本人の頑張りや創意工夫によるところが大きい。
もらえる時給は同じかもしれませんが、学生に求められている事が全く違う、と言えるのではないかと思います。
長期インターンをした方がいい理由とメリット
さてそうした実態を踏まえた場合、インターンをやった方がいい理由とはなんでしょうか?バイトとの違いを考えればご想像がつくかもしれませんが、やはり「成長度合い」と言えるでしょう。もちろんアルバイトでも成長はできると思いますが、インターンの場合は「企業で活かされるスキルの成長」とより具体的に言い換える事ができると思います。
エクセルやパワポなどといった実務で使うスキルはもちろん、周囲の人との連携の仕方やビジネスパーソンの考え方、働くことへの姿勢など、長期インターンで得られるメリットはかなり大きいと思います。
また結果に対するコミットメント意識も成長要因になるはずです。勿論プレッシャーも大きいのでアルバイトに比べると精神的負荷は高いと思います。ただそうした環境が学生特有の青さを消して、社会人へ近づくチャンスとなります。
長期インターンをしないほうがいい理由はありません。楽をしたいのならともかく、将来に不安を覚えている学生なら是非チャレンジしてみてください。
長期インターンの探し方
では長期インターンシップはどうやって探せばいいのでしょうか?結論としては長期インターン募集サイトを見て探すのが手っ取り早いと思います。
知人が長期インターンをしている場合はその会社を紹介してもらう、と言う手段もありますが、友人と同じ職場だと安心感は増す一方、仕事の緊張感は減ってしまう可能性がありますので個人的にはお勧めしません。友達作りのために行くわけではないので、そこは切り分けていきましょう。
では長期インターンを取り扱っているサイトのリンクをいくつかご紹介。
ここでご紹介したのはいづれもある程度歴史も認知度もある長期インターンサイトです。これ以外にも色々ありますが、まずはこの三つに登録して自分に合う企業を検索などで探してみてはいかがでしょうか?
長期インターンで企業が見ている選考ポイント
さて、長期インターンは誰でも参加できるのでしょうか?答えはNoです。これまでもお伝えしてきた通り、企業にとっては長期インターンは貴重な戦力です。また強力なコミットメントが求められるため、誰でもいいわけではないのです。
誰でもいいわけではないので、選考がある事が多いです。選考方法は基本的には履歴書&面接。このプロセスはバイトと似てますね。ただしバイトの場合はよほどコミュニケーションに課題感がない限りは合格するのに対し、長期インターンは普通に落ちると思ってください。
長期インターンで企業が見ているのは主に二つ。
まずは「内面」です。どんな人なのか、と言う事です。学生時代に何を打ち込んできたのか、どうして長期インターンをやろうと思ったのか。そしてそれはどの程度本気で思っているのか・・・。
軽い気持ちで受けにこられて働いてもらっても、そもそものコミットメントがないと成長してもらえず、企業からすると期待したパフォーマンスが発揮されないですからね。
もう一つの選考ポイントは「スキル」です。デザイナーやプログラマーなどのように専門的な職種であれば未経験者は勿論きつい。そこまで行かなくても例えばパワーポイントとエクセルくらいは最低限使えて欲しい・・・などはあります。全くの不問のインターンもないわけではありませんが、基本的なスキルをわざわざ教えている時間はない事が多いでしょう。
長期インターンの選考対策とは?
さて、では長期インターンの選考対策は何なのでしょうか?
そんなに難しいことはなく、至ってシンプルに「経験を積む」ことと「自己分析」でしょう。
ここでいう「経験」とはインターン経験ではありません。「どんな学生生活を送ってきたか」ということです。就活用語で言うところのいわゆる「ガクチカ 」ですね。部活やサークルでもいいので、何か自分らしさが発揮される経験を積んでください。経験という”事実”がないと、自分のことは相手にうまく伝えられません。
なので、もしあなたが何らかの自分らしさを、事実を持って語る事ができるならすぐにでも長期インターンの面接を受けてきてください。もしもまだあなたにそういう経験がまだないのなら、どんなことでもいいので一生懸命取り組んでみてください。
そしてそうした経験をもとに自己分析をして、自分の内面を言語化するのです。あとは最低限のコミュニケーションができれば、そんなにひどいことにはならないはずです。
自己分析と自分の言語化については、就活生向ではありますが街角のこちらの記事をどうぞ。
【24卒就活】ワークシート無料DL!自己分析の目的と具体的な方法
いかがでしたでしょうか。大学1,2年生の方は是非長期インターン、挑戦してみてください。普段とは違う刺激が得られるはずです!
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