”自立”。大学生になってから今まで以上に意識するようになりました。皆さんはどうですか?自立といっても様々な意味合いがありますが、女性は男性に養ってもらう専業主婦の時代は終わり、これからは以前よりも自立を求められる時代なのではないかと思います。そうした時代の中で、大学生のうちに出来ることに挑戦したことを綴ろうと思います。
自立した女性への意識が芽生えたのは
私が”自立”を意識し始めたのは、高校生頃。苦労するお母さんの姿を見ていたからだと思います。結婚して寿退社、専業主婦になるというのは、親の世代では当たり前だったようで、お母さんも専業主婦でした。
しかし、経済的な独立をすることができない。もし、離婚をするという話になっても、経済的な独立ができないという理由で新しい決断ができないというのは、なんだか悔しいですよね。実際に身近でそういう話を見てきたからこそ、「自立した女性にならなければ」と危機感を抱くことになったのですが、経験しないまま、のほほんと大学生活を過ごしていたと思うとちょっと怖いなと思います。
また、友達も同じような経験をしていたため、「自立した女性になりたいね」と話題になっていました。同年代の友達とそういう真面目な会話をする機会はなかなか無いかもしれませんが、この記事をきっかけに”自立”を改めて考える人が増えると良いなと思います。
恋愛面でも必要な姿勢
自立というのは恋愛面でもとても大事な姿勢だと実感しています。私は高校生の頃から長く付き合っている恋人がいますが、お互いが自立しているからこそ、長く続くことができるのだと思います。
恋人に夢中になって、他のことはどうでも良くなってしまう。lineは秒で返信、四六時中恋人のことを考える…など、恋愛を始めたころはそうなるのも仕方がないことですが、相手との付き合いを長く保ちたいのであれば、依存はとても危険です。よく言われる考えですが、意外と依存しないって難しいですよね。お互いが1人の時間を充実させているからこそ、2人でいるときに適度な距離で関係をつづけることができるのだと思います。
最近見た映画『愛がなんだ』では、男性に振り回され、仕事もクビになってしまう女性の姿が描かれていますが、客観的に見るととても滑稽です。しかし、自分のことになってしまうと周りが見えなくなってしまうのが恋愛。私も何度か依存して失敗しました。何でも尽くしてくれる、都合の良い人はいつか飽きられてしまいます。だから、いつまでも追いかけたいと思えるような、魅力的な人を目指そうと思ったのです。
自立するために行ったこと
自立するために行ったこと、まずは金銭面から。大学入学当初から2年間は、学習塾のアルバイトを続けていました。さらに足りない分は、派遣やコンビニなどで働いて居ましたが、自分の力で仕事がしたいと思い立ち、受動的な仕事ではなく、自分で生産する仕事にシフトしました。
それが、現在のライターやインターン先でのメディア運営などの仕事です。シフトがあるわけではなく、自分で仕事の管理をしなければならないため、時間の管理も上手くなりました。また、金銭面的にも以前よりも余裕ができ、恋人に負担をかけるようなことは辞めようと思いました。親の世代では男が奢ることは当たり前だったそうですが、今の時代は違うなと、周りの友達の話を聞いていても感じますね。
二つ目は、恋人といないときの時間の使い方。いかに1人の時間を充実させるかが大事だなと思います。私も今まで恋人との時間を大切にしすぎて、自分が本当にやりたかったこと、夢を見失っていました。夢を追いかけることは簡単なことではありませんが、日々新しい挑戦をしている人はきっと魅力的に見えるはずです。私は、自分の趣味の時間に費やすようになってから人間関係も安定しました。
三つ目に、精神的な自立。「1人でも生きていける」というほどの強い精神力がある人は、同性から見ても素敵だなと思います。でもだからといって、全部ひとりで問題を抱え込んでしまっては身体が持ちません。私も自立を意識しすぎて、周りに仕事を分担せずに一人で抱え込み、かえって迷惑をかけてしまったことも…自立って難しいですね。
社会人になる前の4年間、どう過ごすかは人それぞれ。何か、目的意識を持って過ごしてみてはいかがでしょうか。