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500人の事例を見て分かった、大学1,2年生の過ごし方

こんにちは、街角キャリアラボの羽田です。

女子大生
女子大生

大学に入ったはいいけど、日々の生活が普通すぎてこれでいいのか不安・・・。大学1,2年生って何をすればいいの?

こんな悩みを持っている大学1,2年生の方って意外と多い印象です。期待に夢膨らませて大学に入学してみたはいいものの何となく過ごしてしまい、「あれ」と気づく。

この記事では、私が直接交流があった500人程度の大学生の行動パターンを踏まえ、大学1,2年生が何を気を付けて過ごせばいいかを考えていきます。

大学1年生の前期は色々首を突っ込む。後期は幅を広げる

入学時にどんなモチベーションなのかにもよりますが、大学入学直後はとにかく多くの出会いがありますね。新歓で誘われたサークルや部活のコンパに参加したり同じ学年やクラスでの出会い、バイトの出会いなどなど・・・。

そうした大学生ならではの出会いは否定しません。どんどん交流を広げればいいと思います。あらゆるバックグラウンドの人と出会えるのが大学のいいところでもありますし。

ただ、仲の良い友達関係を広げるだけではなくできるだけ組織・チーム活動ができる機会を意識的に作っていくと良いと思います。サークルなどで十分ですし、いくつかの活動を両立させてもいいでしょう。

私の知ってる限り、11もの団体やサークルに加入していた学生が最高値です(笑)。

ペース配分は考えなくていい

やめた方がいいのが「両立できるかな」と心配して結局行動しないこと。「両立できるかな」じゃなくて「両立させよう」と思わなきゃだめですね。やる前からペース配分してる人で成功している人を、私は見たことがありません。もちろん、忙しくなりすぎてどこかで無理が来るかもしれませんが、その時は調整すればいいのです。

ちょっとでも興味があれば、とりあえず首を突っ込んでみましょう。その結果、どうしても合わなそうならやめればいいんです。経験の幅を広げて、自分に向いているもの、向いていないものを明確にして行った方がいいですよ。実際にやってみないと分からないことって、たくさんありますから。

大学2年生は広げた幅から収束させていく

さて、大学1年生でいろいろな経験をして自分の幅を広げていくうちに、自分の好きなもの苦手なもの、合う合わないが色々と出てくるはずです。

また同時に、最初は燃えていたけど最近はそうでもないものや、変わらずモチベーションが高く取り組めているものも出てくるでしょう。

2年生時には広げた幅の中から取捨選択を行い、収束させていくことが重要です。1年生の時と同じようにとにかく首を突っ込むスタイルはやめて、今でも続いている良いご縁の仲間との時間、絆を濃ゆいものにしていく方がいいでしょう。*新しいことに挑戦するなという意味ではないです。念のため。

専門性を深め、「これをやった」と言えるものを作ろう

その時に意識してほしいことは、「専門性を深める」ということです。ただ単に経験して幅を広げるだけでなく、何か自分なりにモノにしてほしい。「私はこれをやりました」と言えるようなものを作ってほしいのです。

そのためには、結果にこだわる活動をしましょう。色々取り組んでいる中で濃淡はあると思いますが、何か一つでも「結果を出す」ことにこだわってください。「結果を出すためにはどうするか」を考えて、それを実行に移していくのです。ただ漫然と活動するより取り組む姿勢が変わり、その過程の中で色々と学んでいくはずです。

参加者で居続けるのをやめよう

そしてまた、もう一つお伝えしておきたいのがこれ。サークルや色々なイベントに顔は出しているけどいづれも”参加者”でしかない人っています。

参加者は所詮、誰かが作ってくれた場所に参加してるだけです。2年生の後期くらいには自ら場所を作り、参加者を募って価値提供する側の体験をしてみましょう。参加者の時には見えなかったことがたくさん見えるはずですし、参加者でいた時により遥かに吸収できるものはあるはずです。

これは何も自分でイベントを立ち上げろとかそういうわけではなく、サークルや団体の幹部でもいいと思います。結局、メンバーの参加する場所、機会を作っているので。

価値提供をしたことがある経験が、3年生次の就活に繋がっていくのです。

大学3年生は自分と社会を繋げていく

大学3年生になると、就活を具体的に意識し始めることになるでしょう。ここで多くの学生は「やりたいことは何だろう」と企業の情報をあさり始めてしまいます。でもその行動パターンはちょっと危険。企業情報を見る前に、自分のこれまでの経験を言語化してみましょう。

ここで言語化してほしい観点としては「価値判断の基準」と「スキル」です。これまでの経験をベースにした自己分析で「自分の未来予想」をしましょう。この辺りのことは自己分析の記事をどうぞ(就活生向け記事ですが、自己分析の手法としては普遍的なものです)。

このように、学生時代に何らかの体験を積んでいただいた上で上記の方法で自己分析をすると、自分の解像度が上がってその先の未来予想がしやすくなるのです。事実を元にした、正しい自己理解ができている、という状態ですね。

失敗する大学1,2年生の過ごし方

逆に失敗する大学1,2年生の過ごし方はどんなものでしょうか。いくつか事例を見てみましょう。

特に何もしないで日々が過ぎていく

一番多い、典型的なパターンがこれですね。ここでいう「何もしない」というのは言葉通りの意味ではありません。バイトやサークルといった普通の大学生活を送っていてもこのパターンに陥ることはままあります。

どういう人がこうなってしまうかというと、”受動的に過ごしてしまう”人です。サークルは社員や店長から言われた事を模範的に過ごし、サークルも定例行事などには参加しつつも主体的に何かを動かしたり引っ張ったりはしない。

こういう人は何らかの活動はしてたとはいえ、自分なりに何かを達成した、頑張った、という意識が持てないのです。

色々手は出していても中途半端

続いてはこちら。こういうケースもよく見ます。意識はそれなりに高く、課外活動や外部イベント、インターンなどにも足を突っ込んではいる。でも結局どれも中途半端で終わってしまって、自分なりに誇りを持てる活動ができていない。

上述したとおり、特に大学1年生の時に自分の幅を広げるためにあらゆることに首を突っ込むのは悪いことじゃないのですが、その後の「収束」がないとこうなります。

まとめ:理想的な大学1,2年生の過ごし方

いかがでしたか?それでは最後に、これまでの話をまとめておきます。高校生や現大学1,2年生の方は参考にしてみてくださいね。

大学1年生は活動量を増やして幅を広げる
  • 友達関係でもサークルでも興味があればどんどん顔を出す
  • ペース配分はやる前から考えない。無理だったらやめればいい。
大学2年生は幅を狭めて専門性を深める
  • 1年生の時に広げた幅から自分が熱意を込められる活動にフォーカス
  • 結果を出す事を意識する
大学3年生はそれまでの自分の将来像を描く
  • いきなり就活モードに入って企業を調べ始めない
  • これまでの経験をもとにした「価値判断の基準」「スキル」を言語化する

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