みなさんこんにちは!大学生ライターのもんずです。
「カラオケで高得点を取りたい」「歌が上手くなってモテたい」
一度はこんな風に思ったことがある人はいるはず。
たしかに歌が上手い人って憧れますよねー。
そこで今回おすすめしたいのがボイストレーニング(通称ボイトレ)です。
今回は、歌初心者の私が1年間のボイトレでどれくらい上達したのか、実際のレッスンの流れやボイトレの魅力・注意点まで紹介します!
【結果】1年通ってどれくらい上達したのか
どれくらい歌が上手くなったのかを測るのは難しいですが、今回はカラオケ採点を使って点数で可視化してみました。
昔からカラオケでよく歌っていた下の2曲を使って、上達したと思うポイントと一緒に比較していきます。
1曲目はJUJUさんの「やさしさで溢れるように」。
私のカラオケ18番で、1番高得点を出せる曲ですが、ボイトレに通う前までは何度練習しても90点が限界でした。
本記事を書くため1人カラオケに行ってきました。
久しぶりに採点をつけて歌ってみたところ…
一発でなんと97点…!!!自分でもビックリです。
2曲目は秦基博さんの「ひまわりの約束」。
1曲目と同じく、カラオケで必ず歌う曲のひとつです。
今までの最高得点は87点…90点を取れたことは一度もありません。
1年後採点してみたところ…
練習なしで96点を出すことが出来ました!!!
今回歌ってみて、1年前より歌っている時の感覚が全然ちがいました。
- 音程が取れるようになった
- 高音が安定して出た
- ビブラートやこぶしなどのテクニックが自然にできた
上に加えて、
ボイトレでラクに発声できるようになった→余裕が生まれた→自然と抑揚がついた
ボイトレ効果を起点に流れができたのも、高得点を出せた理由だと思います。
実際のレッスンの流れ
私は今まで体験レッスン含め5つのスクールでレッスン経験がありますが、
発声練習・ウォーミングアップ→歌唱・歌唱指導→レッスン振り返り
ほとんどの教室が上の流れでした。
今回は私が通っているスクールのレッスン(55分/回)の流れを紹介しますが、レッスン時間は30〜60分と教室によって違います。
まずは、ウォーミングアップとして発声練習をします。
・歌うときに使う筋肉をほぐす
・音程や声の響かせ方を矯正する
・裏声やビブラートなどのテクニックを身につける
「ドレミファソラシド」の音を使って、先生のピアノに合わせて声を出します。
ネイネイネイネイネイ…♪
ちょっと喉が固いから、もっとリラックスしてやってみて
わかりました。ネイネイネイネイネイ…♪
そうそう上手い!もんずさん喉締めて歌いがちだから今の感覚大事にしてね。ラクに声量出せるよ。
こんな感じで、30分くらい発声練習を行います。
ぶっちゃけ発声練習ってつまらないです。でも、1年やってみて歌が上手くなるには超大事なトレーニングだと気づきました。
発声練習が終わったら、実際に曲を使って歌唱していきます。
練習曲は、レベルに合わせた課題曲でやる教室もありますが、自分の好きな曲で練習させてくれるパターンが多いです。
私が今練習している曲の歌詞カード↓
1曲歌い終わった後、録音を聞きながら歌い方や声の響かせ方などのアドバイスをもらいます。
最初の「伸びた影」の音が出しづらそうだね。このフレーズもう1回歌ってみて。
伸びた影を〜♪
なるほど。力んでるし、もう少し低音強化したいね。1回「グッ」て言葉で歌ってみて
歌唱→ニガテ部分を発声練習でトレーニング→再歌唱
という感じで、より良い歌になるよう途中で発声練習を挟んだりすることもあります。
最後にその日のレッスンの振り返りをします。
前回より成長したところやこれからの課題をハッキリ教えてくれるので、成長ややりがいを感じられる時間です。
私の教室では宿題を出してくれるので(教室による)、練習音源をもらい次回までに自主練習するようにしています。
ボイトレに通って気づいた意外な事実
ボイトレに通って気付いたことや驚いたことを紹介します。
実は、ボイトレに通う生徒の多くは初心者や趣味目的の人が多いそう。
今まで5つボイトレ教室に行ったことがありますが、
「カラオケで点数取れるようになりたい」「歌上手くなってモテたい」
など生徒さんの9割が趣味・初心者とのことでした。
ボイトレと聞くと「歌手とかプロ目指す人が行く場所」ってイメージがあったので、実はもっと通いやすい場所だったというのは驚きです。
歌が上手くなりたい!という思いではじめたボイトレですが、歌が上手くなる意外にも役立ったことがありました。
- 滑舌が良くなった
- 周りからハキハキしてて聞きやすい声と言われるようになった
- リズム感が出て音楽をより楽しめるようになった
特に印象にあるのは、就活の際に面接官から「なんか、ハキハキ喋ってくれるから聞きやすいね」と言われたことです。
その志望先から無事内定をいただけたのは、ボイトレをしていたおかげかもしれません。
知っておきたいボイトレの注意点
ボイトレを始める前に知っておきたかった注意点を紹介します。
まず、ボイトレ後すぐに歌が上手くなることはありません。
歌は筋トレと同じと思ってください。どれだけキツい筋トレをしても次の日に理想のボディになってることはないですよね。
定期的にトレーニングをしてはじめて、少しずつ効果が現れるものです。
ボイトレも同じで、何度も練習するうちに歌う筋肉や声帯の使い方を身につけていきます。
私の場合「あ、私歌上手くなってる」と実感したのは3ヶ月目でした。
個人差はありますが、ボイトレ効果を実感するまで少し時間がかかることを覚えておきましょう。
ボイトレ教室を選ぶときは、先生との相性がとても大切です。
ボイトレの先生(ボイストレーナー)って資格がなくてもできるので、先生によってレッスンのやり方や考え方、質も全然ちがいます。
「この先生わかりやすいな」「この先生のやり方は自分に合ってるかも」
のように、レッスンをすると相性のいい先生がなんとなく分かってきます。
多くの教室では、無料体験レッスンをしているので、一度受けてみるのがオススメです。
ボイトレのレッスン料金相場
ボイトレのレッスン料金相場は、だいたい60分あたり4,000~6,000円の教室が多いです。
(※有名だったり人気のある先生はもっと高額)
月2〜4回コースがほとんどなので、8,000~2万円/月かかると考えておきましょう。
私は55分/回を月2回で通い、11,000円/月かかっています。(※学割で1,000円引き)
学生にとっては大きな出費ですよね…ただ、学割が効く教室もあるのでそれぞれ比較することが大切です。
まとめ|ボイトレで身につけた力は一生モノ
今回は、ボイトレの魅力や注意点など、1年間実際に通って感じたことを紹介しました。
ボイトレの大きなデメリットはやはりレッスン費用…
ただ、アメリカ大統領が演説で国民の心を動かすためにボイトレを取り入れるほど、声が周囲に与える影響は大きいもの。
そして身につけた声の出し方や歌い方は一生モノです。
自己投資の1つとして考えれば、メリットの方が大きいと思います。
ほとんどの教室では無料体験レッスンもあります。お金をかけたくない!という人はぜひ一度体験レッスンを受けてみるといいでしょう。