fbpx

「できることなら働きたなくない」あなたにぜひ知ってもらいたい! 「FIRE」という新たな選択肢の話

「定年」という言葉は意味を失い、人生100年時代といわれる中でいかに仕事を楽しむか、前向きにとらえるかが重要とされるこの現代。

どうせ何十年働くならそりゃ楽しみたいし、やりがいも感じたい。でも、でも、できることなら働きたくない、不労所得で生活したい…、そうした本音を抱えている方は少なくないのではないでしょうか。

そんなあなたに知ってほしい、仕事を早期にリタイアして自由に余暇を過ごす「FIRE」という新たな選択肢。今回はそんな「FIRE」とはどんなものか、その始め方や注意点などをお伝えしていきます!

そもそも「FIRE」って何さ?

学生ライターの佐藤たかしです!今回は、40,50代で早期に仕事をリタイアして、投資などの不労所得で生活を維持していく新たな生き方、「FIRE」についてお話していきます。

少し前までの日本には、「新卒で入社後、生活に余裕が出てきたタイミングで結婚、その会社に定年まで勤めあげ、60歳を迎えると一律にリタイアし年金で穏やかな毎日を過ごす」という、ある種テンプレート化したライフプランが存在し、ほとんどの人がそうした人生を歩んでいました。

しかし昨今は、「新卒入社後3年以内に辞める人が3割」「晩婚、結婚しないという選択肢の一般化」「定年後の再雇用・再就職」など、生活スタイルに様々な変化が生まれています。

私自身、大学の講義で「君たちが高齢になった時は、定年とか関係なく死ぬまで働き続けるのが普通になっているかもね」と半笑いで語る初老の教授の言葉に愕然としました。他人事みたいに言いやがって!

社会人生活を送る中で仕事にやりがいを見つけることができれば、それか趣味や家族などお金を稼ぐ目的が見いだせれば、働き続けていけるかもしれないけど、そうでなければただ際限なく働なきゃいけないってこと…もう人生詰んでる…と。

そんなあなたに知ってほしいのが早期リタイア「FIRE」という選択肢。これは「Financial Independence, Retire Early」、ざっくり訳すと「金の心配をなくして、さっさと仕事なんて辞めちまおう!」という言葉です。厳密な定義は存在しないそうですが、主に40,50代など比較的早い段階で仕事を辞めて、投資などの資産運用などで生活費をまかなうスタイルを指します。

こうした考え方は、主にアメリカのミレニアル世代(1980~95年あたり生まれ)の人々を中心に拡がっていったそう。根底には、それまでの世代に比べて自分や家族との時間を大切にしたい、仕事ばかりに時間を奪われたくないという意識があるようです。ワークライフバランス大事。

こうした「FIRE」を目指すうえでの肝は「計算」と「節約」です。「若いうちにバンバン稼いで、仕事辞めたらその金で豪遊生活だ!」という既存の早期リタイアの考え方と違い、一生分の生活費がこれくらいだからそのためいくら投資して…といった事前の計算と、いかに生活費を削って給与を資産運用に回せるかが重要になってきます。

派手な生活は望まないから、その分シンプルで穏やかな生活がしたい…という方には特にピッタリかもしれません!

お金に関する知識

早期リタイアの良いところ・悪いところ

ここまでの話を聞いて「さっさと仕事辞めて好きに暮らせるなんて最高じゃんね!」と思ったそこのあなた、ちょっとお待ちください。多くの物事には良い面と悪い面の二つの面があります。メリットとデメリットの両面を知ったうえで判断していきましょう。

メリット

・自由な時間が増える
この点に魅力を感じて「FIRE」を目指す人は以上に多いでしょう。先述したように、家族との時間を増やすこともできますし、自分の極めたい領域に時間を割くなど、フルタイムで働くのとは比べ物にならないほど、自由に時間を使うことができます。

・ストレス要因が減る
どんなに心地よい職場でも、企業内外で人とのかかわりが発生する以上、ストレスはついて回ります。そうした意味で、企業に所属しなくてもよいと言うのはストレスの要因が減り、メンタルヘルスに良いと考えられます。

デメリット

・若いうちに頑張って貯蓄しなければならない
リタイア後の生活費は資産運用の収益であり、裏を返せば、それまでいかにして資金を貯蓄していけるかがリタイア後の生活の質に直結します。決して楽できるわけではないということですね。

・急なアクシデントに弱い
事前に算出する将来的な生活費はあくまで予想なので、急な大病や大きな出費などが重なれば、計画に狂いが生じることも考えられます。また資産運用はあくまで投資なので、かけた額が増えずに減ってしまうことも覚悟する必要があるでしょう。

・仕事の選択肢が減る
何らかの理由により「再就職しようかな」と考えても、一度離職して期間が開いてしまえば、再就職は非常に難しくなってしまいます。また、それは年齢が上がるにつれて難易度が上がるため、上述のような不測の事態が50,60代で訪れた場合、非常に苦しい状況となることが予想されます。

メリット・デメリット

今日から始める「FIRE」の準備

これまでの内容を踏まえた上で、「FIRE目指してみようかな」と思った方に向けて、今日からできるFIREへの準備3ステップをご説明します!

①リタイア後にかかる生活費を計算する

年間にかかる生活費を現在の自分の生活状況や、世間のデータから導きます。この際、ただ一年間の生活費×年数をするのではなく、あらかじめ想定できる大きな出費を含めておくことで、アクシデントに弱いというでデメリットの対策をしておくとよいでしょう。

②「必要なお金÷働く期間」で毎月貯蓄に回す金を計算する

例えば、今から30年後の50歳で早期リタイアがしたい、リタイア後の生活費を得るために必要な資本金が6000万円だとすると、これからは毎月平均して約17万円を貯蓄に回す必要があると分かります。

③働きつつ節約して貯蓄・投資にお金を回す

月に貯蓄すべき金額が分かったら、あとはひたすら働いて貯蓄してを続けていきます。リタイアの年齢が早いほど必要な金額は大きくなるので、出費を抑えるなど我慢が必要になってくるかもしれません。早くから積み立てるタイプの資産運用の活用も有効な手なので、一度調べてみてはいかがでしょうか。

今回ご紹介したものはあくまで基本的なもの。より確実な情報を得たい!相談に乗ってもらいたい!という方は、お近くの銀行などに相談してみるとよいかもしれません!

投資について学ぶ

少し遠くの将来について話してみよう

いかがでしたでしょうか?普段の生活の中で、40,50年後の自分がどうなっているのかを想像する機会はあまりないかもしれません。いざ考えようとしてもなかなか難しいですよね。

ただ、早くから準備しておくことでアクシデントを回避できたり、何か利益を得たり…という場合もあります。今回ご紹介した「FIRE」はまさにその良い例なのではないでしょうか。

ぜひ一度、将来の生活やお金のことについて考えてみてはいかがでしょうか。一人で行き詰ってしまう際は、友だちと話してみてもよいかもしれません。

それでは!

\ SHARE! /