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ES・webテスト対策不足で夏インターン5社全落ちから、全社早期内定獲得への大逆転【街角就活体験記#7】

こんにちは!理系大学の修士2年、22卒就活ラボ2期生のtamaです。暑い日々が続きますが、みなさんお元気ですか?「夏を制するものは受験を制する」「夏は受験の天王山」とよく言われていますが、就職活動も同じです。適度な休息を取って頑張っていきましょう!

さて、今回は「夏インターン全落ちから早期内定獲への大逆転」と題して、私の就職活動についてお話ししたいと思います。夏インターンで思うような結果が出ず、就活って辛い…これから大丈夫なのかな…と不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか。文理関係なく、そのような方に読んで頂き、夏以降本選考への繋げ方として参考になればと思います!

「全落ち」という結果に終わった夏インターン選考

天王山云々と言っておきながら、私は選考ありのインターンに「全落ち」しました。時間をかけて作成したESを提出したりwebテストを受験しても返ってくるのはお祈りメール。研究開発職を志望していたこともあり、そもそも開催数が少なかったとはいえ厳しい日々でした。コロナウイルスの影響でやっと研究が始められた頃とも重なり、なかなか心休まらない生活を送っていました。そんな私がなんと半年後には内定を頂き、就職活動を終えることができました。

そして、そこでようやく選考に全落ちした夏を後悔するどころか、「よかった!」と思ったのです。それはなぜか?

  1. 企業とのコネクションを作れたから
  2. 選考突破に必要な自分の弱点を知れたから

え、ポジティブすぎない?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、就活はポジティブに考えて楽しんだ者勝ちです!もちろん一旦立ち止まって見つめ直す時間も大事ですが、悩みすぎて行動が止まっている時間は勿体ない!

ということで、全落ちという結果に屈しなかった思考法①②について次節で説明します。

全落ちから大逆転へのポジティブ思考

ここでは前節で述べた、ポジティブ思考について紹介します。

①企業とのコネクションを作れたから
②選考突破に必要な自分の弱点を知れたから

まず①です。夏インターンに落ちて失意の最中にある方!考え方をポジティブに変えてみましょう!たとえ選考に落ちてしまっても、応募しなかった人に比べたら

「インターンに応募した」=「(早いうちから)貴社に興味あります」

とアピールできたことになります。応募もしなければ企業には何も伝わりません。選考の結果、インターンには参加できなくても、少なくとも夏までに数多ある企業からその企業を見つけ、興味を持って、時間を労力をかけてESを書き面接対策をして応募したということを伝えられたのです。

それでも、伝えられただけで通らなかったらやっぱり意味なくない?と思う人もいるかもしれません。しかし、インターンに応募したということが夏以降の大逆転に繋がるのです。

どういうことか、単刀直入に言います。

夏インターンに落ちてしまっても、夏以降に何かしら大逆転につながり得るチャンスをくれる企業が多いです。

企業も膨大なリソースを投入して採用するからには入社してくれる学生が欲しいものです。しかし、昨今の社会情勢で対面/オンラインどちらでインターンを開催するにしても、人数を絞らざるを得ない状況であるため、インターンに参加できる人はわずかになっています。

ゆえに早期から興味を持った学生を、インターン選考では落としても、後でその企業を知る機会(会社説明会,社員訪問,etc…)をくれる可能性が高いです。

実際に、夏インターンに応募して落ちた8割の企業から秋以降のイベントの案内を頂きました。もう落ちたから無理だ、これ以上落ちたくないから応募するのはやめよう、と思わず、どういう結果であれ自分という存在を知ってもらおう!というポジティブな考え方に変えてみるのがいいと思います。

ポジティブ思考

夏の過ごし方〜弱点克服,視野を広げる期間へ〜

では、夏以降のイベントを待っていればいいのか?受け身の就活はなかなか前に進みません。夏インターンに参加しなかった(できなかった)からこそ生まれた時間を有効活用しまししょう。ここでは、昨年の私の夏の過ごし方を紹介します。

夏インターンの結果を踏まえて、自分の弱点、今やるべきことを分析しました。

①自己分析
②webテスト対策
③様々な業界の1day セミナーに参加
④とにかく研究活動を充実させる!

一つずつ説明します。

①自己分析

また自己分析…?と思う方もいらっしゃるでしょう。ですが、腰を据えて自己分析に取り組めるのは夏が最後の時期かもしれません。選考が始まると締切に追われてなかなか多くの時間を割くことは難しくなってくるからです。(それでも時折原点回帰することは大切だと思いますが)

実際に夏インターンでESを書いてみて、まだ深掘りが浅いな、書きにくいな、と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?私もその1人でした。なので、この夏に克服すべき弱点の一つだと考えました。一方、いやいや完璧だ!と思っている方もいらっしゃるでしょう。そのような方も是非、一度今までの自己分析を俯瞰し、書いたESを可能な限り複数人に添削してもらうことをおすすめします。

また、私は弱点克服のために自己分析を再度深め、書いたESをスカウトサイトへの登録にも活用し、企業の反応を確認していました。
スカウトサイトについてはこちら

②webテスト対策

夏インターン選考を経て見つけた自分の一番の弱点です。SPI,TG-web,TAP…様々な種類がありますね。インターン選考と本選考で違う種類を使う企業も多いですし、この時期では志望企業も完全には固まっていなかったので、中でも王道と考えたSPIで練習をしました。

もともと短時間で問題を解くことが得意でなかったことから、ストップウォッチを使って1日1ページ解いて慣れることにしました。

とはいっても、本選考でどのテストになるか分からなかったので、本腰を入れたのは早期選考のテストセンター受験の1週間前でした。(さすがに攻めすぎました…)

それでも1週間のうち、3日で対策問題集を1周、残り3日で間違えた問題を2周+苦手な言語のみ別の問題集で2周して、無事テストセンターで7段階中6段階以上が必要な企業の選考を突破できました。

ここまでギリギリまで攻めるのはおすすめしませんが、夏からの弱点克服の積み重ねがあったから短期間でも対応できたのだと思います。

③様々な業界の1 dayセミナーに参加

夏インターンに応募した志望業界・企業以外も含め、選考なしの1 dayセミナーに積極的に参加しました。

メリットとしては

  1. こういう企業もあるのか、こういう働き方があるのか、と視野が広がった
  2. 当初の志望業界・企業に対して、何故そこなのかと他の角度から評価できた

ことがあげられます。
夏以降に業界・企業を絞らずに活動することは時間的にもかなり厳しくなると思います。また、ここまで色々な企業のお話を聞けるのは就活中だけです。1 dayなら気軽に参加できますし、たとえここは違うなと思っても、そう気付けたこと自体が収穫だと思い、今まで考えていなかった業界・企業にも視野を広げてみましょう!

視野を広げる

④とにかく研究活動を充実させる!

これは特に理系院生の方に言えることです。

私は大学院から専攻・研究室を変えた矢先、大学閉鎖となりました。実験系の研究室所属であることからも夏の時点では研究進捗がほぼ0の状態でした。

しかし、約半年後の選考では技術面接等、しっかりと専門性を語らなくてはなりません。そこでインターンに参加しない分、研究や教科書や論文を使った基礎的な知識の勉強に大半の時間を費やしました。その合間に上記①〜③を行ったという時間の使い方です。

「このご時世だから仕方ない」と判断してくださる企業の方もいらっしゃいますが、残念ながらそのような方ばかりではありません。また、理解がある方でも「この状況下でここまでやったのか!」と逆に評価してくださることもあります。大きな成果が出なくても大丈夫です。いかに研究に真摯に取り組んだかが評価されますので、就活>>研究とならないように取り組みましょう。

秋以降〜企業とのコネクションをフル活用からの逆転〜

さてここから逆転がはじまります。秋以降、夏インターンに応募した企業からwebセミナー、リクルーター面談(OBOG面談)、会社説明会等々のご案内が来ました。これらは1回で終わることはあまりなく、1回参加すると2回目、3回目…と11月末頃まで続きました。秋以降は講義や研究との両立が厳しくもありましたが、複数回参加した企業を中心に年末〜1月末にかけて早期選考の案内を頂きました。夏に作った企業とのコネクションが実を結び、これが逆転への糸口となりました。

早期選考は突然に、そして締切もかなり短くやってきます。ここで効いてくるのが夏の貯蓄です。特に前節①②④をやっていたことは、めまぐるしくやってくる選考に対応できた要因だと思います。

そして夏インターンは全落ちした私でも、半年後には大逆転!3月中には第一志望、第二志望の企業から内定を頂き、就活を終えることができました。

まとめ

夏インターンでは思うような選考結果が得られずモヤモヤしている方もいらっしゃるかもしれませんが、まだまだ大逆転のチャンスはたくさんあります!!
こういう人もいるんだ、程度で構いません。モチベーションの保ち方や夏以降への繋げ方等、何か参考になる部分があれば嬉しいです。息切れしない程度に頑張っていきましょう!最後まで読んでくださりありがとうございました!