みなさんこんにちは。ライターのいんげん和尚です。
6月も中旬になり、すっかり暑くなりましたね。夏の訪れを感じます。
そして、夏といえば…
フェス!ライブ!!音楽祭り!!!
音楽・そしてお祭り好きのみなさんの血が騒ぎ始めている頃かと思います。
でもここで音楽談義を初めても仕方がないので…今回はこちら!
「ライブスタッフ」のアルバイト大解説!
ライブに行くと絶対に目にするライブ会場にいるスタッフの人たち。彼らの多くはアルバイトです。
しかし、みなさんのまわりにもライブスタッフのバイトをしている人はいないのではないでしょうか。
感染拡大によるイベントの制限も緩和されつつあることから、ライブも再開され始めています。
それに伴い、体温管理や手洗い消毒を徹底したうえでライブスタッフのアルバイトも案件が増えています!
そんな知る人ぞ知るライブスタッフバイトを、メインのバイトがライブスタッフ、
アイドルマスターやEXILE TRIBE、Official髭男dism、RADWIMPSなどのライブスタッフを経験してきた私、いんげん和尚がとことん解説していきます。
ライブや音楽が好きな方、短期間でしかっかり稼ぎたい方はぜひ最後まで読んでいってください!
それではいってみましょう!
↓ スタババイト解説記事はこちら!!
ライブスタッフはどんな形態?
ライブスタッフのアルバイトにも主に2つの形態があります。
①アルバイト情報サイトからその都度申し込む単発バイト形式
②ライブスタッフの派遣会社に登録して仕事をもらう
単発バイト形式のライブスタッフのアルバイトは、タウンワークやバイトルなどのアルバイトまとめサイトに
ティッシュ配りなどと並んで掲示されるライブスタッフ案件にその都度応募する形になります。
特徴は、1回きりのアルバイトですので事前の面倒な手続きを経ることなく仕事ができることが多く、また給料も仕事後に現金手渡しになることです。
イベントが多く開催される大都市圏には多くのライブスタッフ派遣会社が存在します。
そういった会社に登録し、会社が請け負うライブにスタッフとして参加するという形式もあります。
派遣会社に登録する際に履歴書の提出と軽い面接がある会社もあるので注意してください。
ただ、そういった面接を実施している派遣会社のほうがアルバイトの質を確保できるため、大きなライブの仕事がまわってくることが多いです。
給料は銀行口座に1か月分まとめて支払われます。
私は大学一年生の時に派遣会社の面接を受けて登録したので、以降は主に派遣会社形式のライブスタッフのアルバイトを詳しく紹介していきます!
仕事内容
ライブスタッフの仕事は主に3種類あります
①設営撤去
②案内
③物販
文字通り、ライブ会場の設営撤去を手伝う仕事です。スピーカーや小道具を会場に運び入れる手伝いをしたり、会場に椅子を並べたりします。
この仕事は力仕事な上に、ライブが終わった直後(21:00ごろ)~翌朝の時間帯の仕事が多いため大変ではありますが、時給が1500円~2000円にと高めに設定されていることが多いです。
そのため、男性で体力に自信のある方やとにかく稼ぎたい方にぴったりの仕事です。
案内の仕事は、みなさんがライブスタッフと聞いて主に思い浮かべる仕事だと思います。
会場の中でお客様を案内したり、チケットのもぎり、手荷物検査、会場内巡回などを仕事とします。
時間帯は案件によっても異なりますが、お昼ごろ~ライブ終了(21:00ごろまで)が多いです。
時給は1000円ほどですので、設営撤去にくらべると見劣りしますが、11:00~21:00などの案内の仕事につけば1日で10000円稼げることになります。
物販は、会場でのライブグッズの売り子の仕事です。在庫入れ替え、グッズの受け渡し、会計が主な仕事になります。
女性に向かって仕事がリリースされることが多いです。この仕事も案内と同じく時給は1000円ほどで、勤務時間も同様ですので、1日で10000円稼ぐことができます。
また、どの仕事も基本的に現地集合現地解散になります。電車の時間はあらかじめ調べ、遅刻しないようにしなければなりません。
仕事のもらい方
仕事のもらい方は会社によって違います。僕はライブスタッフ派遣会社2社に登録していましたが、仕事のもらい方には違いがありました。
1つは、多くの他のアルバイトと同様にシフト提出です。半月~1か月に一度シフト提出をし、仕事が割り当てられる形式です。
この場合、設営撤去・案内・物販のどの仕事、さらに勤務地がどこになるのか選べません。
学生の空いている日に会社が自動的に仕事を割り当てることになります。
もう1つのもらい方は、自己応募形式です。
その派遣会社が請け負っている案件(仕事内容・勤務地)が2か月ほど先まで公開されていて、好きな仕事に申し込むような流れになります。
自分の予定に合わせて自由に働くことができます。
この場合、仕事は基本的に先着順になりますので、人気のライブの案件は早くに埋まってしまうことが多いことに注意です。
すこし特殊なライブスタッフ案件
ここで、すこし変わった案件をご紹介します。それは、音楽フェスのスタッフの仕事です。
フェスは数日連続で、都会から少しはなた大きな会場で開催されます。
フェススタッフの仕事は、泊りがけ前提の募集になることが多いです。
一例ですが、
前日夜新宿集合→バスで会場へ→フェス1日目仕事→会社の用意したホテル→2日目仕事→会社の用意したホテル→3日目仕事→バスで新宿へ→新宿解散
のようなスケジュールになることがあります。
食事やホテル、新宿などへのバスは会社が用意してくれます。連続での仕事になるため少々ハードではありますが、数日連続でがっつり稼げる案件です。
これから夏に向かってこういったフェス系の仕事も増えて来ると思います。興味がある人はぜひスタッフとして参加してみてください!
ここからはみなさんがライブスタッフについて気になるポイントに回答していきます!
稼げる?辛くない?
仕事内容にもよりますが、決して楽ではありません。
設営撤去は深夜の力仕事、案内は接客ですので、身だしなみや言葉づかいには気を使わなければなりません。
物販は休憩をもらえるとはいえ長時間の立ち仕事になります。特に夏は、どの仕事内容も大変です。
会社からは最低2Lの飲料を持参するように喚起されます。
ただ、大変な盛り上がりをみせるライブやフェスを成功に導く一員になることができるという意味でやりがいのある仕事ばかりです。
また1日で10000円以上がっつり稼げることが多いです。
さらに、「設営撤去」は男性、「物販」は女性、「案内」は男女両方に向けてリリースされることが多いです。
ですので、女性が重い機材の運搬など無理な力仕事を任せられることはほとんどありません。
もともとライブや音楽が好きな人であれば、好きなことに関わりながら稼げる好条件なアルバイトだと思います。
ライブは観られる?
一番気になっているのはココなのではないでしょうか?
「仕事中にライブはみられるのか?」
好きなライブみながらしかもお金ももらえたら最高ですよね…
ズバリお答えすると、3つの仕事内容のうち「案内」なら観ることができます!!
設営撤去や物販の仕事ですと、実際にライブが行われている時間帯と仕事の時間がかぶっていなかったり
会場には居るけれど物販のブースやテントにいるからライブをみることができなかったりします。
しかし、案内ならみることができるのです!!
案内の仕事はチケットもぎりや手荷物検査などと説明しましたが、これは入場客に関する仕事ですので
基本的に開場~ライブ開始直前までで仕事がなくなってしまいます。
そこでライブ中は暇になってしまう「案内」の人達が、ライブ中は会場内に入って迷惑行為をしている人がいないか見回ったり
ライブ中のお客様案内に対応するために会場内に配属されます。
スタンディングのゾーンがあるライブだと、ゾーンを作っている柵を抑えたりもします。
こうした仕事をしながら、ライブをみることができます。
幕張メッセなどの大きな会場だと、ライブ会場内が人手不足になることが多いので
基本的に「案内」の仕事ができればライブをみることができると考えていただいてかまいません。
実際に会場内を見回るポジションは、会社によって決められてしまいます。
このポジションによっては直接ライブをみることはできないかもしれませんが、少なくとも間近で音を聞き、盛り上がりを感じることはできます。
※ただ、あくまで仕事中ですので、お客様と一緒に盛り上がったりしてはいけません。
ライブスタッフの身だしなみは?
髪を染めていたり、ピアスをしていたりして身だしなみが気になる方も多いのではないでしょうか?
ライブスタッフの仕事は接客ですので、控えめできちんとした身だしなみが求められます。
会場によって服装は異なりますが、支給される制服Tシャツ+チノパンか、スーツスタイルに大別されます。
髪の色も一定の明るさ以下、ピアスも透明ピアスのみなどと指定されていることが多いです。
ただ、髪色はスプレーで黒くすれば勤務することが可能です。
ですので、普段は明るい髪色でも染め直す必要はなく、スプレーなどで一時的に黒くすれば良いです。
実際に私と同じ現場の男性も、直前にトイレでスプレーを使って髪を黒くしていました。
交通費や食事はどうなる?
会社によっても異なりますが、派遣会社に登録して行うライブスタッフの仕事は、手当が充実していることが多いです。
交通費が一定額支給されたり、昼や夜をまたぐ場合はお弁当が支給されます。
ですので、毎回の交通費や食事代を気にせず働くことができます。
休憩時間にお弁当を食べながら、はじめましてのスタッフ同士で会話も生まれたりします!
派遣会社登録の面接ってどんな感じ?
派遣会社に登録する際に面接がある場合がある、と先述しました。
私が経験した派遣会社の面接は、面接官と一対一形式と、面接官二人対応募者15人ほどというものでした。
聞かれる内容は自己紹介と、志望理由、今までのバイト歴などです。ただ、何か特別な対策をしなければならないということはありません。
一番重要なのは、「はきはきと元気があるように話す」ということです。
ライブスタッフは接客であり、さらに長時間の仕事が多いということもあり、根気が必要とされます。
ですので面接では、その人はきちんと接客ができそうか、長時間の仕事でもだらけることなく仕事を全うできそうか、ということがみられています。
しっかりとしゃべることを意識しましょう。
さいごに
いかがだったでしょうか?
ライブスタッフの仕事内容や働き方、みなさんが気になるポイントについて詳しく解説しました!
これから夏に向けてライブやフェスも増え、仕事の案件も増えますので、夏休みにしっかり稼ぎたい人
さらには音楽やライブが好きで関わってみたい人は、ぜひともライブスタッフのアルバイトをしてみてください!
それでは!