たまたまですが、こんな記事を見つけました。
そーかそうなのか。そういえば僕も新入社員の時、会社をいつやめようかって考えてました。同期と毎日毎日会社の外で集合してファミレス行ったりラーメン行ったりして「いつやめようか」なんて話をしてました。
そういえばあの時日々傷を舐め合っていた同期、残っているの僕だけだな。あの時言っていた「辞めたい」って言葉、みんな有言実行したんだなー。
4月のドキドキの社会人デビューを終え、GWという束の間の現実逃避期間を終え、仕事や人間関係に戸惑いつつも何と無く体のリズムだけは慣れて来た頃、それが6月。
来る日も来る日も仕事に追われ、こないだまで学生だった身からしたら確かにどえらい変化っぷりなわけです。まあ、やめたくもなるかもね。
しかしこんな話があります。「3年は頑張れ」というもの。
でも3年って長いですよね。高校生活まるまると考えたらちょっと長い気がしますよ。
ただ、これには一理あると、僕は思います。
働いている会社のビジネスモデルというかビジネスサイクルの周期にもよりますが、1年目なんて試行錯誤、というかエラーアンドエラーの繰り返しだと思うんです。新入社員で大成功をいきなり収める奴なんてごくわずかで、大抵の新入社員がどうにかこうにか日々を乗り切ってる、みたいな感じなんじゃないかと。
で、2年目になったら1年目の反省を生かして工夫してみたりするわけです。その結果、1年目の時よりよくなってる。
そして3年目は2年目の成果をさらに上げるために、駆け出しのプロとして自分なりのエッセンスとかを加えながらより高みを目指す。
このように、PDCAを回すのに3年という周期はちょうどいいんじゃないかなって。これで3年やって自分がどう思うか、です。
新入社員の皆さんには申し訳ないですが、新入社員の時なんて見えないこともかなりあります。新入社員が当たり前だと思ってることなんて、相当バカバカしかったり意味がなかったりするわけです。大学生が高校生のことを青臭いなあと思うのと同じです。
だから、今感じていることが 100%正しいとは思わない方がいい。
だからこそ、最低でも1年は頑張ってみて欲しいのです。もしくは数サイクル回せる3年頑張ってみて、それで自分がどう思うか、です。
たかだか社会に出て数ヶ月の考えで、世の中を決めつけないで欲しいなと。
ただ一方、20代という非常に貴重な時間を無駄にすることはありません。
20代をどう過ごすかで30代以降の人生が決まると言っても過言ではないのです。それなのに、苦痛でしかない会社で3年を無駄に過ごすことはありません。
もしもあなたが、全く興味が持てなかった会社に残念ながら入ってしまい、そして今苦痛ならばすぐやめた方がいいです。
そして次はしっかりと転職活動してください。数ヶ月とはいえ社会の一端を観れたわけですから、新卒就活時に比べたらはるかに鑑識眼が付いているはずです。
逆に、もし今いる会社が興味のある業界や会社なんだったら、もうちょっと踏ん張ってみてよ、と言いたいですね。ひょっとしたら今やっている仕事や所属している部署がミスマッチなだけかもしれない。それなら転職じゃなくて、まずは社内異動を目指してみてもいいかもですね。
あとは自分の会社の社風を自分なりに言語化してみることですね。どんな人が多いのか、とか。
自分で言語化、つまり可視化することで、無意識のうちに感じていたこと、考えていたことが顕在化して自分の思考がよりクリアになります。
言語化された社風に囲まれて自分がこの先何年もやっていく価値があるのかどうか。そんなやり方で考えてみてください。
そしてもし転職活動をしてみたくなったら、街角キャリアラボのコンテンツを覗いて見てくださいね。