こんにちは!就活ラボ1期生、22卒学生ライターの花子です。
現在、22卒就活の終盤を迎えています。まだ途中経過ですが、ここまでの就活で大切だと感じたことをシェアさせて頂きます。
「自己分析をしっかりと!」なんて話は恐らく耳にタコができるほど聞いたでしょうから、少し角度を変えて書きたいと思います。
誰だか分からない人の文章を読むことほど苦痛なことはないと思うので、私の就活状況をまずはさらっと紹介させて頂きます。
3年の春から就活をはじめ、秋頃にマスコミ就活一本に絞りました。現在、某通信社と某全国紙から記者職で内々定を頂いており、最後にテレビ局を数社受けて終わろうという感じです。調子良く進んでいるように見えますが、秋までは面接で全落ちでした(笑)
ちょこっと工夫をした結果、マスコミ就活生の中では決して高い学歴ではない私が、なんとか内定を頂けました。その工夫を今回紹介させて頂きます!
さあ、前置きが長くなってしまったので、そろそろ本題に入っていきましょう!完全に持論なので、話半分に聞いてもらえたら幸いです。
1、おじさん達といかに仲良くなれるか。
この見出しだと誤解を生んでしまいそうですが、決して媚を売れ、というわけではありません。あくまで”対等“におじさん達と話せるようになろう!ということです。社員さんのことを「会社の偉い人」と思うと必要以上に委縮してしまいます。それでは本来の自分の良さが出せません。親せきのおじさん、おばさん、くらいに思うことでグッと話しやすくなります。
対面のインターンでは、休憩時間に近くにいた社員さんに自ら話しかけてみました。雑談をするうちに、その方の娘さんと私の大学が同じだと判明し、一気に話が盛り上がりました。その時のコミュニケーション力が評価され、その後、追加インターン、早期選考とトントン拍子に進みました。(就活中は「雑談力」を極めようと自分なりに研究しました。中田敦彦さんのYouTubeチャンネルがかなり参考になりました。)
対面面接の時も、待合室で社員さん達と積極的に会話をしました。会話をすることで緊張もほぐれるし、面接のコツをこっそり教えてくれたりするので一石二鳥!
オンライン就活の時は、とにかく満面の笑みをキープすることを意識しました。そうすると、「〇〇さん、楽しそうな顔をしていますが、午前中のワークはどうでしたか?」などと自分に話を振ってもらえる確率が高かったです。
2、面接は友達と喋っているテンションで。
ここまで偉そうに就活体験記を書いている私ですが、冒頭で触れたように、秋までは面接で全敗しています。とにかく落ちまくりました。夏に参加できたインターンは書類選考のみの会社だけです。
なぜ、当時の私は落ちまくったのか。それは、喋り方が不気味なほど「綺麗」だったからです。普段より3トーン高い声を出し、まるで甲子園のウグイス嬢のような喋り方をしていました。自己PRなど基本的な応答は完璧に暗記し、スラスラと話しました。面接は綺麗に完璧に話す場所だと思っていたのです。まるでスピーチを披露しているようでした。
あまりに面接で落ちるので、街角キャリアラボのオーナー、羽田さんに模擬面接を御願いしました。すると、次のように指摘されました。「う・そ・く・さ・い」。当時の私にはなかなかショッキングな指摘でした。確かに、あまりにかしこまった話し方をすると、本心で話しているようには見えません。そこで、話し方をガラッと変えました。
どう変えたのか、自己PRを例にして紹介します。
「私の強みは○○です。それが発揮されたのは…」とテンプレート通りに話す形から、
「私は鋼の心を持っています。実は、こんなことがあったんですよ~。えー、そうなんです、その時は本当に大変で…」というフランクな形に変えました。
普段、友達と話すような口調を強く意識しました。割り切るまで、ここまで崩した話し方をすることに大きな抵抗感がありました。しかし、話し方を変えてからは面接で落ちることがほとんどなくなりました。
3、困ったらパンツスーツでイメチェンしてみる
一つ前の項目では話し方について書きましたが、模擬面接の中で、もう一つ指摘されて衝撃を受けたことがありました。それは、「記者っぽくないね」という言葉です。
記者は、常に現場を駆け回り粘り強く情報を集める泥臭さ、そして体力が大前提として求められます。しかし、私は身長が150㎝と小さいうえに、初対面の友達に「ふわふわしてるよね」と決まって言われるような雰囲気をまとっていました。
これはマズイと思い、面接前日にGUに駆け込み、パンツスーツを買いました。そして、髪の毛をキツめの一本縛りにし、整髪剤でガチガチに固めました。そうすると、ガラッと印象が変わり、「花子さん、たしかにタフそうだね~」と面接官の方から言われるまでになりました。
ちなみに、就活中に出会った友達の中には、ロングヘアからショートカットにイメチェンをしたことで一気に面接に通過できるようになったと話す人もいました。
見た目を変えれば受かるというわけでは決してありませんが、受ける会社や業界の雰囲気に合わせた見た目にすることで、「この子は、うちの会社で働いてそうだな、うちの雰囲気にあっているな。」と面接官に思ってもらいやすくなります。
これは必ず面接突破に役立つテクニックだと断言することはできません。まずは面接スキルの向上に向けて努力をし、それでもだめだったら、一か八かで外見をガラッと変えてみる…くらいのイメージで受け取ってもらえたら嬉しいです。
いかがだったでしょうか。私なりに、就活で大切だと感じたことをまとめてみました。少しでも誰かのお役に立てると嬉しいです…。なーんておこがましいことは言えませんが、カップラーメンでも食べながら片手間で読んでもらえたら幸いです。ここまで読んで頂きありがとうございました!