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【前編】入社1年目に聞いてみた!大学生に戻れるならやりたいこと

10月が近づいている中で、大学3年生は就活の本格化、大学4年生は内定式や懇親会などの予定が入り始めているのではないでしょうか。もしかしたら、そろそろ就活を始めようとしている大学2年生もいるかもしれません。

今回は、夏休み企画として、4名の入社1年目の方にお時間をいただき、「大学生に戻れるならやりたいこと」というテーマでお話を伺いました。

後編の「就活で重視すべきだったポイント」はこちらから!

【後編】入社1年目に聞いてみた!会社選びで重視すべきだったポイント
せり
せり

今の入社1年目の方々は、大学2年生の頃からコロナの影響を受けていた世代。4年生である私からすると、近い年齢だからこそ共感できることもたくさんありました!

大学1年生〜3年生はまだまだ卒業まで時間があります。今回の入社1年目の方々の声を知って、これからの大学生活の参考にしてみると良いかもしれませんね。

インタビューした入社1年目について

今回は、4人の入社1年目の方々にお話を伺いました。

HEさん
業界:介護
業種:生活支援員
出身:九州
学生時代の専攻:文学
学生時代のバイト:回転寿司のホールスタッフ
趣味:ゲーム・コラージュ
就活で検討していた業界:決めていない

MNさん
業界:IT
業種:システムエンジニア
出身:九州
学生時代の専攻:心理学
学生時代のバイト:居酒屋・スーパーの惣菜部門
趣味:YouTube鑑賞
就活で検討していた業界:決めていない

OMさん
業界:テレビ
業種:アシスタントディレクター
出身:関東
学生時代の専攻:心理学
学生時代のバイト:パン屋の製造補助・グループホームでの障害者支援・塾講師
趣味:映画・読書・散歩・お笑い
就活で検討していた業界:決めていない

KHさん
業界:IT
業種:システムエンジニア
出身:関東
学生時代の専攻:社会学
学生時代のバイト:大学生協の購買
趣味:ファッション
就活で検討していた業界:IT

大学生に戻れるならやりたいこと

入社1年目の方々に聞いた大学生に戻れるならやりたいことは、以下の通りです。

  • バイトを頑張る
  • 海外に行く
  • 勉強に励む
  • 興味のあることを突き詰める

順に解説します。

バイトを頑張る

MNさん
MNさん

掛け持ちなどで、もっとバイトを頑張っても良かったかなと思います。LIVEスタッフやコンビニの夜勤などに興味がありました。また、大学の近くで働くことが多かったので、街に出てバイトするのもありだったかなと。

OMさん
OMさん

大学生のうちしかできないアルバイトをもっとやってみたかったです。お笑い芸人のラジオのアシスタントとか古本屋の店員とか。夜職とかも、知らない世界だからこそ少し憧れはありました!

大学生になってからはほとんどの人がやっているであろうアルバイト。たくさん働いて自分の好きなことにお金を使ったり、いろんな種類のバイトを経験してみたりすることで、視野がグッと広がるでしょう。

せり
せり

私もバイトは頑張りたい派でした!いろんな人と出会ったり、そこでしか出来ない経験が出来たりしたので…!

海外に行く

HEさん
HEさん

西洋史を学んでいたので、在学中にヨーロッパに行ってみたかったです。3年生のときに、大学で国外研修が予定されていたのですが、コロナで中止になってしまったので残念でした。

KHさん
KHさん

卒業が遅れるのには抵抗感がありますが、短期などで留学に行っても良かったのかなと思っています。

OMさん
OMさん

キューバジャズのドキュメンタリーを見てから、キューバに行きたいと思っていました。コロナの影響や情勢の関係で、今もまだ行きづらいんですけどね。

コロナの影響で、厳しい制限を受けていた海外渡航。高校生よりお金に余裕があり、社会人より時間に余裕のある大学生だからこそたくさん海外に行きたかったという人は多いでしょう。

せり
せり

今はだいぶ行きやすくなったので、私も卒業までに海外に行きたいです〜!

勉強に励む

HEさん
HEさん

専門史の勉強にもっと取り組めたかなと思います。1年生の頃から研究サークルに入っていたので、学ぶ環境には恵まれていました。

KHさん
KHさん

仕事で役に立たなくてもいいから、好きなことを証明できる資格を大学生のうちに取っておきたかったです。社会人になると、出社するのが大変でなかなか時間が取れないので…。整理整頓アドバイザーとか、持っていると言えたら素敵ですよね。

高校の頃とは異なり、自分が興味のある勉強に時間を割きやすいのが大学生。勉強の中身を問わず、何かを学び続けることは、将来に生きるでしょう。

興味のあることを突き詰める

KHさん
KHさん

いろんなことに手を出すのではなく、1つのことにじっくり取り組んでみても良かったかなと思います。私は絵を描くのが好きなので、専門的に学んでみても良かったなと。

OMさん
OMさん

高校生の頃に戦争を描いた「COCOON」という漫画を読んで、戦争を経験した人がどういう思いを抱えているのか知りたいなと思っていました。大学生なら現地に足を運ぶ時間があるし、社会人よりも大学生の方が教えてもらいやすいと思うので、行ってみたかったです。

自分の興味のあることに時間を使って、後悔することはないでしょう。自分の興味や関心の赴くままに行動できるというのは、時間にゆとりのある大学生の醍醐味ですね。

せり
せり

社会人になると、平日は仕事で忙しいイメージがあるので、今のうちに好きなことにたくさん取り組みたいですよね。

そのほかにも、いくつか回答が挙げられましたので、紹介します。

MNさん
MNさん

一回髪を全部染めてみても良かったかなと。金髪などは似合わないかもしれないけれど、せっかくならやってみたかったです。バイトで規制があったので、インナーだけ染めていました。

KHさん
KHさん

メイクの練習をもっとしてみたかったです!コロナの影響で外出の機会が減り、メイクをする習慣があまりなかったので。

MNさん
MNさん

サークルや委員会活動を通して、もっといろんな人と出会う機会を作っても良かったかなと思っています。全てを4年まで続けられなくても、1年生の頃にたくさん入って知り合いを増やすとか。生協の役員をやってみたかったです。

KHさん
KHさん

社会人になると、パワポやPCのショートカットキーの使い方を知っていることが前提になる場面が多い気がします。丁寧に教えてもらえるものではないので、大学生のうちに学んでおくと楽だったなと思っています。

大学生の間にやっておいてよかったこと

あわせて、やっておいてよかったことについても聞いてみました。

  • バイト
  • リーダー経験
  • 交友関係
  • 趣味

それぞれ紹介します。

バイト

HEさん
HEさん

私は4年間、回転寿司でホールスタッフをしていましたが、お金をもらって働いた経験があるほうが、入社1年目として働くことに対する責任感が違うのかなと思います。また、バイトを通してお客さんとの接し方を学んだことが、今の介護の現場でも生きているなと実感することがあります。

実際、介護の利用者に「しっかりと研修を受けているんですね。1年目なのに話し方がしっかりしている」と言われたことがありました。

バイトで学んだことが、無意識に活かされていたというのは素敵ですね。

リーダー経験

MNさん
MNさん

学祭の企画部の部署長をやっていました。就活でアピールできると思っていたのですが、活動する中で、自分がリーダーに向いていないことに気付かされました。ただ、一旦やってみないと分からないので、経験してみて良かったと思っています。

HEさん
HEさん

学生寮の寮長と研究サークルのリーダーをやっていました。寮では100人ほどの学生をまとめなければならなかったので、前に立つときには、分かりやすい説明や伝わりやすい話し方を意識していました。初めは不安でしたが、やってみることでどんどん自信がつくようになり、今でも活きています。

リーダーに適性を感じるかどうかは人それぞれですが、得られるものがあるという点は共通しているようです。規模を問わず、リーダーに挑戦してみても良いかもしれません。

交友関係

MNさん
MNさん

高校の友だちとは、大学に入ってからは会う頻度が減ったのですが、それでも関わりを持ち続けていたことは良かったです。

KHさん
KHさん

大学とバイトで、休みの日に一緒に遊べるような友だちを作れたことです。

交友関係を広げずとも、長い付き合いだったり、休みの日に気軽に声をかけられたりするような関係は理想的ですね。

趣味

OMさん
OMさん

時間があるからこそ、目的を意識した行動ではなく、際限なく好きなことができたのは良かったです。映画を見たり、本を読んだり、人に話を聞きに行ったり。自分について深く考えられたのも、大学生のときでした。

KHさん
KHさん

文章を書くのが好きなので、大学時代に取り組めたのは良かったです。卒論のときに、教授から「文章を書くのが上手だね」と褒められたので、自信を持つきっかけにもなりました。

目的や目標がなくても、好きなことにただ取り組む時間というのは、振り返ると貴重な時間になるのでしょう。

まとめ

今回は、入社1年目の方々に、大学生に戻れるならやりたいこと・やっておいてよかったことを聞きました。コロナの影響を受けていたからこその回答が多い一方で、好きなことや将来を踏まえた内容があったのが印象的でした。

また、やっておいてよかったことについては、内容は異なれど、自分の興味や関心を大切にしている点は共通しているようでした。

ぜひこの記事を参考に、これからの大学生活をどう過ごすか考えてみてください。

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