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「コロナ禍での変化」同年代の学生と議論して気づいたこと

新型コロナウイルスが流行して1年以上が経ちます。私たちの身の回りでも大きな変化を感じました。今回は、学生目線で「コロナで失ったもの・得たもの」というテーマで、他の学生から聞いた意見も交えて、話そうと思います。

大学の授業でコロナをテーマにディスカッション

私が通っている大学では、今年から新型コロナウイルスに関するテーマの授業が始まりました。ポストコロナについて、様々な学部の先生方だけでなく、専門家の方も招き、パネルディスカッションも定期的に開催される授業です。好評のようで、多くの学生が受講しています。その様子からも、大学生が新型コロナウイルスの情報を知りたいと思っていること、今後どうしていけば良いのかを真剣に考えていることがわかります。

その授業の中で、「コロナで失ったもの・得たもの」について、学生同士でディスカッションする時間がありました。 自分自身で考えている意見だけでなく、意見を交換することで新たな視野が広がります。私は大学4年ですが、大学1年生の学生の意見からも勉強になることがあり、今回の記事でまとめようと思ったのです。

同年代の学生と話す機会が貴重に

去年は完全にオンライン授業だった大学も、今年からは対面授業が再開。それでも、元通りの生活になったわけではなく、依然としてコミュニケーション時間は減少しています。

私の場合は、長距離通学ということもあり、引き続き完全にオンライン授業。1年以上、大学の友達と話していません。

私自身は「友達と話さなくても平気」と思っていましたが、久しぶりに同じ大学の人と話すと、やっぱり楽しいものです。

zoomのブレイクアウト機能を使い、ランダムに集まったグループ。対面授業では、なかなかそういうランダムのグループでディスカッションする機会は作りにくいと思うので、オンラインならではの良さだと思いました。でも問題は、そもそもディスカッションの場を設定することが難しいのかもしれません。気軽に話そうと思ってもzoomを開いて、招待して…ひと手間かかってしまいます。

話が逸れましたが、もう少し気楽に、色々な人とコミュニケーションが取れる機会がつくれたら良いのになあと思いました。

ディスカッションの画像

コロナで失ったものは?

コロナの影響で失ったものは?と聞かれたら、皆さんはどのように回答しますか?

仕事・友達との会話・旅行・遊びの時間…

私のグループでも様々な意見が出ましたが、まとめるとあらゆる「機会」を失った気がします。まず仕事は業界によっても異なりますが、大打撃を受けている方も多いとニュースで話題になっていますね。私自身も、コロナ禍で入学当初から続けてきた塾講師のアルバイトを辞めました。一応自分の希望で退職したのですが、実際はシフトが激減したためです。このように、大学生でもバイトができなくなった人も多いのではないかと思います。

また、先ほど述べたようにコミュニケーションの時間が減っています。すべてオンラインツールで会話をしていると、いざ話すときに「どう話せば良いんだっけ?」と戸惑いそうだなと思ったり。旅行や遊びの時間も失ったものの一つかもしれません。「人生の夏休み」といわれる大学生活。私も青春18切符を使って、全国を旅しようと計画していたので、叶いそうになくて残念です。

コロナで得たものは?

一方で、得たものは何でしょうか?

私は圧倒的に自由な時間が増えました。大学まで片道3時間の通学がなくなり、オンライン授業で効率的に勉強ができるようになったこと。また、就職活動をしていても、移動時間・交通費が一切かからなかったのは、とても助かりました。

増えた自由な時間を利用して、今までできなかった趣味の活動を広げたり。家族と過ごす時が増えたのも良いことかもしれません。心にゆとりが持てるようになったのは、殺伐とした満員電車に乗る時間が無くなったからでしょうか。

そう考えると、コロナ禍では得たものも多かったことに気付きます。 「命の大切さに気付いた」というほかの方の意見もありました。今まで普通だと思っていたことが出来なくなったことで、改めて感謝できることが増えたのかもしれませんね。

道路の画像

学生生活、どう過ごすか

私たちは、大変な時代を生きています。でもそれは今に限った話ではなく、いつの時代も大変だと思います。

理由をつけて諦めるのか、それとも今の環境をバネにして頑張るのか。

一人一人の行動が試されているんだなと考えています。

私は大学4年生なので、残り1年。描いていた大学生活とは違ったものになりそうですが、今自分にできることを一生懸命に頑張ろうと思います。

男性が滝を見ながら両手を挙げてる画像