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はじめてのクリティカルシンキング(ロジカルシンキングVOL2)

前回、ロジカルシンキングについての導入のお話をしたのでその続き。

前回のまとめ

⑴ロジカルシンキングは万能ではない。
⑵特性と役割を理解しないと、身につかない
⑶役割その1は物事を整理して構造化し、把握し、アイデアを出しやすくする土壌を整える為
⑷役割その2は相手に説得する上でわかりやすく説明する為

では今回はよりテクニカルな話。基礎かつ必須な思考法、「クリティカルシンキング」についてお伝えしていきます。

クリティカルシンギングとは何か?

クリティカルシンキングは日本語で言うと「批判的思考力」と呼びます。
物事を”批判的に”見る、という意味ですね。”批判する”ではなく、”批判的に見る”、です。

つまり、一言で言ってしまうと物事を一回疑ってかかる、というもの。
当たり前と思われている物事を疑うのです。
批判的に物事をみる事で、今まで見えていなかった真実や理解してなかった構造を理解する事が出来るのです。

改めて考えたことがないけど知らぬ間に当たり前のように信じ込んでいることを”暗黙の前提”と言います。
あるいは”思考停止ワード””マジックワード”なんて言葉もあります。
よく分かっていないし実は考え込んでいないけど、なんとなく聞こえがよくてスゴそうに思えてしまう言葉。

例えばコミュニケーション能力。よく必須スキルと言われますが、コミュニケーション能力って何?と聞かれたらあなたは何と答えますか?

「意思疎通する力」というかもしれないけど、そんなものは同じ言語を使っていて正しく会話できていたら誰でもできる話ですよね。コミュニケーション能力とはもっと細分化されるべき言葉だし、もっと具体的に考えないとその本質は捉えられないと思うのです。

例えばですが、僕の考える「コミュニケーション能力の高い人」とは「人を動かせる人」と定義しますね。

僕らは暗黙の前提に囚われまくっている

そして日本人はこの暗黙の前提に囚われまくっていると言われています。

”阿吽の呼吸”という言葉がある通り、わざわざ言わなくても察する美徳が日本にはあります。

ただこれは、狭い国土の中で同じような髪型、肌の色を持ち、同じような文化圏、価値観の中で密集して生きて来たから成せる技で、あらゆる人種とあらゆる宗教が混在する大陸では通用しません。

昔、元寇という事件がありましたね。鎌倉時代にモンゴル軍が海の向こうから攻めてきたやつです。世界史でやったやつ。

海の向こうからやってきたモンゴル軍と対峙した時、日本の武将は刀を抜き「やあやあ我こそは・・・」と日本の合戦の習慣をそのままやったわけです。戦ではそうするもんだと思いこんでいたのでしょう。

しかしモンゴル軍にはそんな慣習がない。
ということで、日本武将の勇ましい名乗り劇を無視して、”てつはう”を武器に日本軍を驚かせました。

「なんぞあれは!?直接勝負せよ!卑怯なり!」と思ったことでしょうね・・・。

このように、日本人は阿吽の呼吸の中で生きています。日本の中でしか、知ってる人同士の間でしか通用しないルールの中で生きています。
「改めて」「そもそも」考える頭の習慣がそもそもないのです。残念ながら。
だから日本人は、クリティカルシンキングが苦手だと言われています。

現象の裏側の原因を探る

僕らは大なり小なり悩みを抱えています。大体において僕らが悩んでいるのは”現象”に対してであって、この”現象”は、目に見ています。

現象は目に見ています

しかしこの現象の”原因”に思考が及ぶ人は少ない。何故なら原因はまだ顕在化しておらず、クリティカルに見ないと発見できないからです。
そしてその原因の捉え方を間違えると解決策も間違えることになるし、原因を正しく理解出来ていると的確な解決策が導き出せます。

現象の本質である”原因”は見えておらず、ここを間違えると解決策の精度が落ちます

例えば、あなたは喫茶店の店長で、ここ半年で店の売り上げが落ちていたとしましょう。
この「売り上げが落ちている」現象に対して、ただ気合で乗り越えようとしたりただ単に頑張ろうとする人はちょっと厳しいです。まあ、その姿勢は買いますけども・・・。

考えるべきは、 一体何故売り上げが落ちているのか?

クリティカルに店の状況含めあらゆる情報を捉え、原因を正確に突き止めることができれば、解決策は自ずとでてくるはずです。

さて、クリティカルシンキングの必要性はお分りいただけたでしょうか。この”批判的思考力”という頭の使い方の習慣があった上で、より実践的な内容を次回はお届けします!

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