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理系学部卒が就職活動に遅れないようにするには

こんにちは!25卒就活ラボ、理系学部4年のまめです 。学部卒業後は大学院進学はせず、技術職としてインフラ業界に就職予定です。

今回は、「理系学部卒が就職活動に遅れないようにするには」と題しまして、私の就職活動の経験を通じて、大学院へ進学せず就職を選ぶ理系学部生へ向けたアドバイスができたらと思います。

他にも、「薬学や看護を学んでいるけれども一般企業へ進みたい!」など、周りに同じ就職活動を行う仲間がいない方にも参考にしていただければと思います。

理系学生の現状

理系学部は大学院への進学を志す学生が多いです。 就職活動は近年早まっていることに対して、大学院入試は時期が以前と変わりません。

そのため学部卒で就職を志す場合は、大学院入試を志す仲間と一緒にスタートを切ると、あまり上手くいかない場合が多くあります

理系学部生は就職活動へ挑戦してみても なかなか就職活動にうまく乗れず、結局は大学院進学を志して大学院生として就活をやり直す選択をとる学生も少なくないのが現状です。

理系って大学院卒じゃないと技術職・専門職では採用されない?!

前述の通り、理系は大学院が当たり前と言われている中で「そもそも学部卒って技術職に就けるの?」という疑問があると思います。結論から言うと、

できるはできるけど、技術職だと選べる幅は狭くなるというのが私の感じた印象です。

やはり大学院卒の学生は経験を積んで専門知識が豊富なため、研究職など始めから専門性を求める企業からは、大学院卒でないと内定がもらえないケースがあります。

ですが新卒入社の社員に対してそれほど専門性を求めていない会社も多いです。もちろん基礎知識や技術などは必要ですが、「技術職や専門職は育てていくことを前提に採用している」とおっしゃっていた企業もありました。

私が大学院進学を選ばなかった理由

私が大学院進学を辞めて学部で就職活動をした理由は、

インターンシップを経験して、早く社会に出て一人前として働きたい気持ちが芽生えたからです。

私は学部3年の夏にインターンシップへ参加しました。私が当時インターンシップへ参加した理由は、「就職活動のため」という気持ちよりも、「自分が学んでいる学問外の仕事を知りたい」、「知識を増やしたい」という単純な好奇心でした。(少しは「大学院進学ではなくて就職を選ぶかもしれない」という気持ちもありました。)

とは言えインターンシップに対しては好奇心が強かったため、経済の回り方を学びたくて金融業界の説明会へ参加したり、宣伝のコツを知りたくて広告業界のインターンシップへ参加したりしと、結局私は計7業界のインターンシップへ参加しました。

この経験で感じたことは、どの業界でも社会人の方々のレベルが高いということです。

私は社会人のプロの方々の実力の高さに圧倒され、大学院進学をするよりも、社会人のプロに揉まれる方が自己成長できるのではないかと思いました。そのため、私は大学院進学ではなく、就職を選びました。

理系学部卒の強みとは

私は理系で学部卒であることを自分の武器だと考えて、就職活動をしてきました。専門性で大学院卒の人と戦うのは心もとないときがありますが、逆に別業界で就職活動をすると、専門的に学んだ理系学生の知識はすごく心強い武器に変わります。

例えば、私は建築を学んでおり将来的にはまちづくりに関わりたいと考えていました。建築目線でまちづくりに関わろうとすると、大学院卒の方に劣る部分もあります。しかしまちづくりに別業界の面から携わるSIer・広告・コンサルなどに就職すれば、他業界である建築の知識も兼ね備えた人材であるため、有望な社員としてまちづくりに関わっていけます。このように、自分がやりたいことに対して幅広い業界を俯瞰の目で見たときに、大きな武器になります。もちろん、実務経験を大学院卒に比べて先に積めるという利点もあります。

理想の就活スケジュール

25卒で経験した私の考える、理想のスケジュールは以下の通りです。

大学3年 4月

説明会参加

大学3年 6月

夏季インターンシップ選考応募

大学3年 8・9月

夏季インターンシップ参加

大学3年 10・11月

秋インターンシップ・説明会参加

大学3年 12月以降

早期選考・冬インターンシップ参加

大学4年 5月

内定

理系学生は比較的3、4年生でも授業や研究があって忙しいです。そのため、個人的には夏のインターンシップが一つの鍵になっているのではないかと考えます。周りの友人が楽しく過ごしている期間に自分だけ大変な思いをするのは本当に酷ですが、追々自分が余裕出てきた時期に他の友人は忙しくなります。遅かれ早かれ誰でも大学在学中に、進路について悩むことや辛いと感じる時期が出てきます。その時期が少し周りより早いだけなので、腹を括ってこの時期は頑張ることをおすすめします!

ES

研究や忙しい授業に取り組んでいて、エントリーシートに書くネタがないというのが理系学生あるある。ですが「アルバイトで利益を〇倍しました」「大学の部活で優勝しました」とか、そんな大きいことを企業側は求めていません!

置かれた環境下で自分が何を考えてどう行動を取ったか

を伝えることが重要です。例えば、「授業で必ず前の方に座って、授業後に毎回質問していた学生が、周りから頼られて授業後に質問されるようになった」というエピソードでも一つ一つの行動を振り返り、丁寧に場面を切り取ることで学生時代のエピソードとして成り立つようになります。

エントリーシートはどこの自分の行動を切り取るべきなのか、どこを伝えればいいのかを見極めることがとても重要です。個人的にはエントリーシートはコツを掴むまでが大変だと思います。コツを掴むためには添削を受けることが重要です。大学のキャリアセンターへ添削をお願いすることや就活コミュニティーへの参加を推奨します!

SPI

SPIの数学は、「理系だし大丈夫でしょ」と思っていると足元をすくわれます。SPIは時間をかけて考えれば誰でも解ける問題ばかりです。数学が得意でも問題に慣れておかないと時間制限であっという間に全問解ききれずに終わる方が多いです。あらかじめ最低でも一周は対策本を解いて、どのような問題があるか知っておくことをお勧めします。

まとめ

理系で大学院進学をせずに就職をすることは恥ではありません!周りに流されずに自分の意志で選ぶことが重要であると思います。「大学院に進学するか、大卒で就職するかを選択するには、まず業界を知らなきゃ選べない」ということでインターンシップに参加するのも全然アリです!様々な業界の会社を訪問し、お話を簡単に聞けるのは学生の特権だと思うので、いろんな業界を知って、自分にぴったりの選択をしていってほしいなと思います!

この記事を読んだすべてのみなさんが、納得のいく進路を決められますように。

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