最近、社会人インタビューを通じて少々気分がダウナーになっていました。
そーか、みんなそんな仕事辛いのか、と。
いや、僕だってそれなりにしんどいことはありますよ。というかしんどくなかったことなんてないです。
ただ、「辛く」はないのです。
仕事が辛くなっちゃうとなかなか厳しいですよね。「早く定時にならないかな」と思って毎日会社で仕事してんのって、想像する限りかなり人生しんどくね?と思いますよ。むしろ、よく耐えてますね。
「働いて笑おう」というパーソルのコピーが好き
パーソルキャリアのコーポレートブランディングで「はたらいて、笑おう。」というプロモーションがちょっと前に展開されてて。
スティーブ・ウォズニアック、チャーミングな顔してるなあというのが第一印象だったけど、このコピーは僕は嫌いじゃないです。嫌いな人もいると思うけど。
超シンプルに考えて、社会人になると働く時間が日常生活の大半を占めるわけです。で、その時間が苦痛そのものだとしたら、もう結構精神的にしんどいよねと。
もし苦痛になったなら、とっとと辞めちゃった方がいいんじゃないかなと思ったりします。僕がなんだかんだで新卒後に入社した会社に17年間残り続けていたのは、仕事そのものが楽しいかったから。会社のことは大嫌いだし不満しかないけど、仕事は楽しい。だから辞めなかった。
まあ、40歳になったタイミングでやめましたけどね。辞めた理由はこちらをどうぞ。
実際、20代の過ごし方ってすごく大事で、20代をどう過ごすかで30代以降のキャリアの幅や質が決まってくるわけで、その20代を無駄にうだうだ過ごしてほしくないです。「仕事ですから」って割り切ってる人もいるけど、割り切るところ間違えてね?と思っちゃいます。
仕事は、楽しくしましょう
じゃあどうすればいいのか、という話です。すっごいありきたりなことしか言えないけど、やっぱり自分で裁量権のある仕事をすることなんじゃないかなあと思います。
もちろん新入社員の時は上司や先輩から言われたことをこなすことしかできないと思うけれど、「やらされる仕事」はやっぱりつまんないんです。
自分で仕事を作ったり、自分で仕事を作り出していける環境は楽しい。自分なりに工夫したり「ああでもないこうでもない」と試行錯誤していくプロセスは楽しい。
あれやれコレやれ、と言われ続ける仕事はつまんない。
ではどうすれば、やらされる仕事から解放されるのか。
会社や仕事内容、もしくは上司のパーソナリティによる部分は大きいでしょう。でもねえ、必ずしもそうなのかなと思うこともよくあります。つまり、何事も受け止め方次第じゃねえか、ということですよ。自分で勝手にネガティヴになってませんかね、と。
どんな仕事でも、クリエイティヴな要素を絡ませることってできると思うんです。自分なりに主体的に取り組めば、仕事なんていくらでも発展性があるんじゃないかと。
もしも自分なりに工夫してやることが一切許されない環境にいるのなら、それはもう会社辞めた方がいいでしょうね。もったいないですよ、時間。
これから、考えられない人材は時代的にどんどん淘汰されるわけですし、「考えずに作業させる」のは会社流の洗脳術です。もしもそういう会社や上司の下にいるならばとっととやめるべし。でも一回自分の胸に手を当てて考えてみてほしいですね。会社のせいにしていて、自分の後ろ向きな姿勢は本当になかったのかって。
ではまた。