こんにちは、羽田です。
7月は大学の試験やレポート提出期間もあるので、基本的に企業主催の就活関連イベントや選考は控え目になります。ただ、企業によっては7月にガッツリインターンや選考がある場合もあるのでこのような点についても触れていきます。
街角キャリアラボも7月は控え目で、学生さんがラジオ感覚で参加できるようなイベントを中心にラインナップしています。
最優先事項:単位取得を確実に
上述した通り、7月は試験期間があります。学生の本分は学業ですし、基本的には大学の行事を優先すべきだと思います。単位がとれないと元も子もありませんからね。
ただ、試験と企業の就活行事がかさなることもあります。さすがに企業も試験期間は外してくれよと思いますが・・・。そのような場合どう考えるかについて解説します。
志望度の高くない企業のものは学業を犠牲にすべきではない
まず大前提として、志望度がそこまで高くない企業の就活関連行事の場合はわざわざ大学の勉強を犠牲にすべきではないでしょう。学生さんは夏のインターン→早期選考を神格化しすぎな傾向があります。たしかにインターンからの早期選考は存在しますが、早期選考だけで内定が充足してしまう会社はそんなに多くありません。志望度が高い企業ならともかく、そこまででもない企業のために単位を犠牲にする必要はないでしょう。試験などと重なってしまった場合は一旦見送って、秋以降に再度機会を待てばいいだけの話です。
志望度の高い企業の選考やインターンと試験が被ってしまったらどうする?
厄介なのはこのパターンですね。早期選考に呼ばれるかかどうかはともかく、インターン参加は企業や仕事理解に大きな効果があります。志望度が高いならインターンは参加できるなら参加した方がいいのは間違いないです。
ではどうするか?まずは「インターンか試験か」という二者択一ではなく、「相談する」という選択肢を忘れないでください。まずは企業側に相談することを勧めます。試験が理由なら、企業も理解をしてインターンの日程調整をしてくれるかもしれません。企業としても学生さんに参加してほしくてインターンを実施しているわけなので、可能な範囲で相談に乗ってくれます。
ただ、プログラムの構成上どうしても日程調整ができない場合もあります。その場合は企業に調整してもらうことはできないので、次の手段は教授への相談となります。どんな授業や教授なのか、また関係性にもよりますが一度相談してみましょう。
どうしても調整が効かない場合は・・・
志望度が高い企業で企業も教授とも相談変更が効かない場合はどうするか・・・。判断はご自身にお任せしますが、志望度が本気で高い企業なら、単位を落とす覚悟でインターンを優先する、としてもいいのかなと個人的には思います(一応、教育に関する仕事もしているので複雑ですが・・・)。
ただし、あくまで「志望度が本気で高い企業」に対してのみです。「気になってる」くらいの企業の場合は学業を優先すべきかなと思います。
こういう事態があってもいいように、普段から大学の勉強はしっかりしておきましょう!
夏休みの予定を立てよう。インターンは何社?インターンに向けた準備は?
前述の通り、7月は基本的には学業を優先して欲しいのですが、多くの学生は7月20日前後で試験やレポートが終わるのではないでしょうか。試験が終わったらいよいよ夏休みです。就活生は夏の時期の就活の進め方のイメージと準備をしておきたいですね。
夏の予定を立てよう
先月号でもお伝えした通り、夏までは自分の固定観念(社会を全然知らないのにイメージだけで決めつけてる状態)を脱却するためにもいろいろな業界、企業を見て欲しいと思います。
あくまで目安ですが、複数日程のインターン、そして1日型のプログラムを3,4社受けておけるといいでしょう。そして数時間で終わるセミナー形式のものは5社から10社程度見ておくとその後の就活がスムーズに進むと思います。あまり詰め込みすぎると消化不良を起こしてしまうので、適度に息抜きもしながら、夏休み期間の半分くらいを就活にあてるくらいのイメージでよいかなと思います。あとの時間は旅行に行くもよし、友達と遊びに行くもよし、好きに過ごしてください。
参加する企業のことは最低限は調べておこう
せっかくの機会を実りあるものにするためにも、インターンや仕事体験で参加予定の会社については調べておきましょう。各社の採用ホームページが有効なので、どんな仕事があるのか、どんな社員が働いているのかなどを見ておくと、インターンの時間がより有効なものになるでしょう。「自分が働くかもしれない会社」という前提で調べておくと、インターンの日に確認しておきたいことなどがより具体的になるはずです。
では今月も頑張っていきましょう!くれぐれも、体調管理はしっかりと!暑さに負けないように!