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意味をよく知らずに使ってるかもしれない横文字を5つ解説してみた

こんにちは!学生ライターの宮城大学の庄司友里です。

このご時世、ソーシャルディスタンスやワーケーションとといった横文字を日常生活でよく目にしますが、このような横文字って就活中や就職してからもたくさん遭遇すると思います。筆者も学生団体で活動しているときこの横文字の波に飲まれて何度も「あれ、これどんな意味だっけ…?」となっていました。

そこで今回は、仕事などで普段何となく使っているけど「これ使い方あってる…?」となるような横文字を具体例とともに5つ解説していきます!

クレド / Credo

クレドとは企業活動の拠り所となる価値観や行動規範を簡潔に表現した文言、あるいはそれを記したツールを指しています。

ジョンソン・エンド・ジョンソン(以下J&J)のクレドを例に具体的に説明していきます。J&Jのクレドは「Our Credo」と呼ばれており、企業として遵守すべき事柄や方向性の優先順位を示しています。

第1の責任は顧客に
第2の責任は全社員に
第3の責任は地域社会に

タイレノール事件(1982年)というJ&Jが扱う鎮痛剤の商品を服用した人が突然死を遂げた事件が起きました。この事件の対応として、「タイレノールは飲まないように」との警告を発するとともに混入の疑いのある製品の全回収を行いました。

これはクレドの通り消費者の命を守ることを第一に考えた結果です。そして、その姿勢が顧客からの信頼を取り戻すことに繋がりました。

このようにクレドは大きな意思決定から日々の業務など様々な場面で効果を発揮するものだと分かりますね。

また、このクレドとよくごちゃまぜになってしまうのが「バリュー」です。こちらも合わせて確認しておきましょう!

・バリュー:組織の価値観や行動規範、ある種の哲学
・クレド:バリューを詳細にかつ簡潔にまとめたもの

普段仕事をする際に意識するのがクレド(具体的な行動)で、その大元にバリュー(価値観)があるという認識で大丈夫です。

コア・コンピタンス / Core Competence

コア・コンピタンスとは、その企業が持っている他の企業にない本質的な「強み」のことや競争優位要因を指します。

また、コア・コンピタンスを見極める場合には、以下5点を考える必要があります。

  • 模倣可能性:競合他社が真似できない製品やサービスか
  • 移動可能性:特定の製品やサービス以外にも応用できるか
  • 代替可能性:他の製品に代替できない唯一無二の能力か
  • 希少性:場に出回っていないような希少性が高いものか
  • 耐久性:長期に渡って優位にたてる能力であるか

どの要素が有効かは市場環境や競争環境によっても異なり、またいったん築いた競争優位も、市場環境の変化とともに陳腐化する恐れがあるため、継続的な投資やコア・コンピタンスの再定義、新たな能力の育成などの努力も欠かせません

例えば、マクドナルドは「食べて楽しめる最高のレストラン (Best place to eat and joy)」という経営理念がコア・コンピタンスであり「最もお得感のある商品を届けること」と「スーパーコンビニエンス(超利便性)」という2つの価値を顧客に提供しています。これら2つは特に耐久性という点でファストフードチェーンの中でも優位に立っている部分と言えるでしょう。

従来の価格の安さに加えて最近ではモバイルオーダーという事前にネットで注文できるサービスも始まり、消費者目線で見てもマクドナルドのコア・コンピタンスが感じられるのではないでしょうか。

ボトルネック / Bottleneck

ボトルネックとは目的を達成する際に最も障害や問題となる部分のことです。簡単に言うと全体の足を引っ張っているところや全体の効率を下げているところですね。

そもそもボトルネックとは瓶の首の部分を指しています。いくら大きな瓶でも首の部分が細ければ水が流れる量が限られてしまうことをイメージしたら分かりやすいと思います。

だからこそ、ボトルネックの改善を図ることが目的の達成に大きく近づくことになります。さらに、1つのボトルネックを改善したら隠れていた別のボトルネックが見えてくるはずです。今度はそれを改善する必要があります。このように仕事をしていると常にボトルネックの発見・改善と付き合っていかなければなりません。

また、ボトルネックに関連して覚えておきたいのが「問題」と「課題」、「プロブレム」と「イシュー」です。これらの言葉で頭がごちゃっとしてしまう人は多いのではないでしょうか。筆者もたまに???となってしまいます…

  • 問題:理想と現実とのギャップ
  • 課題:そのギャップを埋めるために起こすべき具体的なアクション
  • プロブレム:現状すでに浮上している問題点・課題
  • イシュー:未来に向けた課題(これから取り組んだり論じたりすべきもの)
  • ボトルネック:問題の中でも最も重要度が高いもの

起こるのが問題、取り組むのが課題と覚えるのが良さそうです。

また、特にこのあたりの言葉を使うときに気をつけたいのが、話をしている人同士でイメージしていることが同じであるかどうかです。横文字に惑わされて各々考えていることがバラバラだったら本末転倒なので、図などに書き起こしてみて丁寧に共通認識を取るのが大事だと思います。

レバレッジ / Leverage

レバレッジとは、小さな労力で大きな成果を得ることや、一つの労力で複数の効果を得ることを表す言葉です。金融や財務の業界用語としてのレバレッジもありますが、今回は上記の意味で説明していきます。ちなみにレバレッジはてこの作用を指す英単語です。

レバレッジは、「レバレッジをかける」「レバレッジを効かせる」といった使い方をします。何か課題に対する施策を考えるときに、課題1つ1つを解決するための施策よりも、複数の課題を同時に解決できるような施策の方がいいというイメージです。

有名なレバレッジの例として民泊サービスのAirBnBがあります。AirBnBではプロの写真家が撮影した部屋は、通常の2〜3倍の予約が入る事が分かりました。そこで、20人のプロの写真家を雇い無料で部屋の撮影をはじめたところ、急激に成長し始めました。この例のレバレッジポイント(力を入れて成功した部分)はプロがに部屋の撮影を依頼した、という点です。

AirBnBに限らず宿泊先を探す際に重要なポイントが外観や内装の写真ではないでしょうか?写真を見て良さそうだと感じたらを決める人が多い思います。だからこそ、宿のホストではなく、プロが魅力的に撮影することで、写真からサービスの利用者に期待感や安心感を与えられたため投資以上に爆発的な効果が見られたのです。

また、施策の実行を考える際はリソース(人/もの/お金 etc…)のレバレッジを考えるのも大切です。自分が持っているリソースをそのまま投下するのではなく、いかに少ないリソースで実行できるかを考えていきましょう。

どちらの場合もできるだけ少ない労力で大きなリターンを得られるかが鍵になっています。ぜひ施策などを考える際はレバレッジが効いているかも観点に入れられるといいですね。

マイルストーン / Milestone

マイルストーンとは、プロジェクトを完遂するために重要な中間目標地点のことを指します。特に、長期間にわたるプロジェクトや作業において用いられます。

例えば、サークルの新歓で新入生を入れたいと考えたときにみなさんはまず何から始めますか?やはりまず計画を立てると思います。そして、この計画を立てる際に意識したいのがこのマイルストーンです。

まず、新歓にどんな準備や工程があるのかを洗い出します。その次にその準備や工程を終えるのにどれくらいの期間を費やすのかを考えます。

工程①:どんな新入生に入ってもらいたいかなどを考える
工程②:新歓で使う場所をおさえる、必要なものを買い出したり準備する
など…

もしこれに期限が設定されていなかったとしたら全ての工程を終えられないまま新歓が終わってしまうかもしれません。しかし、マイルストーンがあることでもし期限内に履行できないことがあったとしてもそれ以降の計画に深刻な問題をおよぼす可能性を小さくすることができます。

ここでは新歓を例に上げましたが、資格試験などの勉強やもちろん仕事をする際にも大切な考え方なので覚えておきましょう!

さいごに

さて今回は、普段何となく使っているけど「これ使い方あってる…?」となるような横文字を紹介してきました!

一見横文字はかっこいいなと思うのですが、チーム活動などでお互いが何となく使っているといつの間にか認識がずれていたり話がかみ合わなくなったりすることもしばしばあります。だからこそ、自分自身が言葉の意味を理解することやチーム内でその認識を揃えることが大切だと思います。

まあこれは横文字以外にも言えることなので、日常の中でも自分が使う言葉の意味が相手の思う意味と同じかどうかは意識していきたいですね…!

参考文献