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【結果報告】コロナショックに、学生は何を感じているのか

2020年3月30日に街角キャリアラボ上で募集した「コロナショックに学生は何を感じているのか」の調査。31日正午をもってアンケート受付を締め切らせていただきました。国内在住の105名の学生さんからご回答をいただきました。ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございます!

今回はそのアンケート結果をご報告します。街角キャリアラボらしく、あんま真面目に堅苦しくならない感じにしてますので、「同世代の人たちはこんなことを考えてるんだな」と参考にしてみてください!

注意
*今回は日本の学生の意識調査が主旨だったため、大学生以外の方、海外在住の方の投票結果は有効回答数に含めておりません。ご協力いただいたのに誠に申し訳ありません。街角キャリアラボの読者層である20代社会人向けにはまた別途アンケートを行いたいと考えています。

調査概要

  • 調査日程:2020年3月30日(月)〜2020年3月31日(火)正午
  • 有効回答数:105件(高校生、社会人除く)
  • 告知/集計方法:SNSによる告知/街角キャリアラボサイト内のアンケートフォーム

回答者データ

今回、街角キャリアラボのSNSを中心に呼び掛けたこともあり、回答母集団は偏りが出ることとなりました。また集まった母集団数としても統計上有為な数字なわけではないので、あくまで”傾向値”としてご覧いただければ幸いです!

回答者学年

まずは回答者の学年。55%が22卒、つまり3月時点の2年生ということになります。この春の新入社員がどのような扱いを企業に受けてるかももう少し見たかったのが本音です。その辺りはまた追って調査します!

回答者在住エリア

続いてエリアです。街角キャリアラボのイベントやlaboは東京でしか今の所やれていないこともあり、回答者の大半が一都三県になりました。でも関東圏外の方もご協力いただいていてありがたい限りです。ただ、この後出てくる色々なデータはもともと回答数に偏りがある、ということを前提にご覧ください。

コロナウィルスに対する危機意識

まずはこちらの設問。報道を見ていると、自粛要請があるにも関わらず気にせず街に繰り出す若者の様子が報道されていますが、当事者たちはどう思っているのでしょうか?危機意識度を10点満点で回答してもらいました。

Q:コロナウィルスに対する危機感はどの程ありますか?
(自身の健康だけでなく広い意味での危機感です)

前述した通り、エリアによって回答数の偏りはあることは前提として、エリアによって差異が出る結果となりました。ある程度母集団のある東京都神奈川埼玉千葉で比較すると、東京在住の学生は特に危機意識が高く、実に47%の学生が10点満点をつけています。1点や2点といった楽観的な感覚を持っている学生はほぼいないと見ていいでしょう。街角を見ていただいている学生は比較的真面目な学生が多いから、という見方も当然ありますが、少なくとも「若者」で一括りにして欲しくないですね。

もしあなたが危機感をいまだにあんまり持ってないんだとすると、あなた、同世代の中で浮いてますよ、と言いたいですね。

外出はしてるのか?

続いては外出しているかどうか。不要普及の外出自粛要請が出ている状況で、学生はどのように行動しているのでしょうか?

Q:不要不急の用事以外で3月19日以降、外出しましたか?

質問としては19日以降、としました。3連休で花見を始めとした外出状況がよく報道され、それ以降に自粛要請のトーンが強まったからです。これを見ていただくと、やはり東京の危機意識が高いのが分かります。「なるべく控えた」「外出しなかった」で66%ですからね。前述した危機意識とも関連しますが、危機意識を持って政府の方針に従って自粛している学生はちゃんといる、ということだと思います。まあ、「気にせず普段通りに行動した」と答える学生もどのエリアでも一定数いるようですが・・・。さすがにマスクと手洗いはしてますよね・・・?そろそろ自覚意識を持って欲しいですね。何らかの試験、選考を一応は通過した”大学生”ですよね???

海外渡航はしていたのか?

続いてはこちら。大学生にとっての2月3月は夢の長期休暇中。バイトで貯めたお金を使って海外を楽しんでいた学生も多いのでは?そして特に2020年3月卒業の学生は卒業旅行として海外で過ごした人も多いのでは?と考えてこの設問を取ってみました。ただ、我々の力不足で2020年3月卒業の方はあまり回答数に含まれていないのでその点はご了承ください。

Q:3月以降、海外に渡航しましたか?

意外なことに、海外に行った人は11%。大半は国内にいたようです。コロナは一旦置いておくと、それはそれで日本人学生のドメスティック志向が気にはなりますが、今回に限って言えば海外渡航の学生が多くなかったことは安堵の材料になるかもしれません。

さて、そうなると気になるのが海外渡航者がちゃんと自己申告しているのか、という点。犯人探しみたいになってしまって申し訳ないですが、4月から新生活が始まるわけで、海外渡航歴を隠して入社式などに参加すると大変なことになるのではないか・・・と思って「海外渡航した人」に絞って追加質問をしました。

Q:(海外に行った方)海外渡航の事実を入社予定企業や在籍学校に報告するつもりはありますか?

母集団は少ないとはいえ、実に70%がしかるべき対応をとっているようです。なんだ、日本の学生はちゃんとしてるじゃないか・・・というのが本音です(笑)。「聞かれれば正直に答える」と回答してくれた方、ありがとうございます。怖いですよね、悪いことしたわけじゃないのに・・・。勇気がいる行為だと思いますが、是非申告して欲しいと思います。

なお、選択肢には「黙っているつもり」という選択肢もありましたがそれは0でした。頼もしいです!

入社式・新入社員研修は行われるのか?

続いてこちら。繰り返しになりますが回答数が少ないのであくまで参考までに、ですが、4月から入社式や新入社員研修が例年は行われます。

密室で大人数が近い距離で長時間一緒にいる、というコロナショックでは絶対に避けるべき「三つの密」が行われるのが新入社員研修。企業としても受入準備をしてきただけにどのように対応するべきか、本当に苦慮されたと思います。

当事者である2020年春入社の皆さんの会社はどうなのでしょうか?

Q:(20卒入社予定の方)入社式や新入社員研修の今の所の予定を教えてください

オンライン、延期、中止、といった企業側の苦渋の決断が見られるのが半分。しかし残りの半分は「予定通りやると通達されている」「何も聞いてない」でした。おいおい、「何も聞いてない」ってどういうことでしょうか・・・。これ、困惑しますよね。そんな会社、不信感しかありませんよね。まあ、このタイミングなので入社辞退は難しいのが本音でしょうけど、経営者の皆様は何らかアドバイスして欲しいものです。

春から新生活を送ることになる新入社員の皆さんは不安でいっぱいのスタートになるかもしれませんが、街角キャリアラボは20代社会人もユーザー対象なので、よろしければちょくちょくチェックしてみてください・・・!

21卒就活生には影響が出ているのか?

さて、私のところにも21卒就活生からよく相談が来ますが、説明会が中止になったり面接がオンラインになったり、面接と面接の間がすごく空いていたり、と色々混乱があるようです。というわけでここからは定量的ではないのですが、学生の声をいくつかフリーワード形式でお届けします。

埼玉県学生

説明会、面接が全てオンライン上のみになり合同説明会も今後ない為自身で会社を自己開拓しなければならず、企業理解がしづらい

京都府学生

webの説明会にしか参加できない。よって企業ごとに参加することとなり、合説のように興味をもつきかっかけがもてず、知名度のある大手しか見れなくなる。

このように、説明会などがオンラインになったことにより、企業研究がしづらくなった、という声がかなり多くありました。まあ確かに・・・。社風などはやはり社員と話さないと分かりづらいことも多いですしね・・・。でも、一般的な会社説明とかはわざわざ直接説明会に聞きに行っても、そこで説明されるのってネットに書かれていることばかりなので、、、おっとこの辺でやめておきましょう。


東京都学生

選考が進んでいたのに今年度新卒採用中止、面接、説明会延期で再開日程未定のため予定が崩れてしまい、現状やることがない状況。

神奈川県学生

web説明会に移行してくれればマシ。web説明会さえも開催してくれない企業は多くある。私の第一志望はコロナの影響を大きく受けたため新卒採用の情報が完全にストップ。採用取り止めももう驚かない状況。

深刻なのはこうした声。つまり「採用活動自体の中止や全くの未定」です。就活時期としては、それまで興味を持って企業研究をしていて正式な就活解禁となったタイミングなのに・・・みたいな心境でしょう。ただ企業としても経営的に不透明なのに人を雇うわけにもいきません。無理して採用して入社直後に倒産してしまっては元も子もないですからね・・・。

誰が悪いわけでもないのが難しいところです・・・。


京都府学生

説明会が中止や延期になった。Web説明会は万歳、交通費が掛からなくなる。
逆に、この時期にオフライン説明会をしている企業こそ、大丈夫かと受けたくなくなってしまう。

就活ネタであと一つ。関東圏外の学生からするとWeb説明会は歓迎のようです。ただこんな状況なのにいまだにオフラインで学生を集めている企業には不信感を抱く、、、と。まあ、そうですよね。。何が原因なのか分かりませんが、頭が堅く、変化に対応できる組織体ではないのではないか・・・と疑いたくなってしまうと思います。

企業の皆様、どれだけ広告をきらびやかに見せても、所作の一つ一つが貴社のブランドイメージにつながっていきます。色々クリアしなければならないハードルはおありかと思いますが、「自社がどう見られているか」を意識した採用活動を行ってくださいませ。

本当は就活ネタでもっとたくさんあったのですが、一部のみのご紹介となりました。それでは最後に、全般的に学生が不安に思っていることについて。

学生がコロナショックで不安を感じていること

アンケートの最後に、対象者全員に不安に思っていること、を自由記述形式で書いてもらいました。たくさんの声をいただきましたが、いくつか代表的なものをご紹介します。

東京都学生

留学や大学の授業の予定などが見通せず、就職活動やその先のキャリアにもどんな影響が出るかが分からない。

神奈川県学生

大学が授業開始延期になっていて、今年きちんと単位取得できるのかわからなくなってきた。就活以前に卒業できるのか。就活がきちんと始められるのかもとても不安だが、無事に大学を卒業出来るのかすら不安になってきた。


大学の授業を始め、スケジュールの見通しが立たないことに不安を感じている学生が多いようです。特に留学に行こうと思っている学生は、そもそものキャンパスライフプランが根本から崩れてしまうことになってますよね。いつまで海外渡航は控えた方が良いのか・・・。

東京都学生

自分が感染していることに気づかず他の人にうつしてしまうこと。

東京都学生

自分が罹患するのはまだいいが、それで親や友達や知り合いが罹って死ぬこと


声として多かったのが「自分以外の人に移してしまうかもしれない恐怖」でした。自分自身の健康不安より、自分を媒介して他者に移してしまうリスクについて不安を感じている学生が多いようです。最近、大御所芸能人の訃報があったばかり。「死を呼ぶのだ」という事実が突然突きつけられた感がしますよね。。。

神奈川県学生

若者、中高年、高齢者に関係なく人々が普通に外出・出勤している事実について。アメリカやヨーロッパのように完璧にロックダウンしなければウイルス感染を防ぐことは不可能だと思う。

東京都学生

日本人の危機感不足。ヨーロッパにいたから日本人の危機感の低さが目に余る。特に花見に行っててインタビューを受けていた若者で他人事だといっている人が大勢いて、逆に恥ずかしくないのかなと感じた。

愛知県学生

一人一人が今の現状を生み出しているという自覚がないこと。自分にはそんな影響力がないと考えている人が多いことが今後コロナを増やすのではないかと不安です。

そして意外と多かったのがこれ。「周囲の危機意識の低さ」でした。確かに、今回のアンケート結果と報道の中で登場する若者にはだいぶ乖離があります。あの姿を見ていると「まじで大丈夫かおい」という気持ちになるのは分かります。身近の誰かが危機になってからじゃ遅いのに・・・。個人的には、気にせず好きに行動してる人たちは法的拘束力で逮捕しちゃってください、と思いますけどね、まじで。


その他、経済に対する不安や「五輪が延期になって嵐が心配」など色々な不安の声があったのですが、最後に一つ、毛色が違うものを。

宮城県学生

こうやって地球の歴史が回ってきたと思っています。浄化作用だと思います。なので、症状で人が死ぬより、社会的圧力や風評被害で、大切な人と会えなくなったり、誰かが傷ついてしまうのが不安です。建設的でない回答ですみません。

今回の世界的な外出自粛により、CO2の削減が進んだなど、環境面では地球に優しい結果になっているという壮大な皮肉も報じられていました。

はっきり言って何が正解なのか全人類誰一人としてわかっていない今回のコロナショック。まさかここまで話が大きくなり、長引くと誰も思っていなかったでしょう。街角キャリアラボを3月にスタートさせ、フリーランスとなった私もなかなかの波乱万丈っぷりです(笑)。

自覚を持って不要普及の外出は極力控えつつも、必要以上に悲観的にならずに気楽なことも考えながら経済活動は行っていきたいものです。

最後に。今回の企画はHR Techの領域でご活躍中の中村さんからの進言で実現しました。ひらめきを与えていただき、本当にありがとうございました。
街角キャリアラボでは、こんな感じで大手企業ではなかなかできないことをスピーディーに思いついたままに実行していきたいと思います。また何かのアンケート調査などをするかもしれませんが、その際はどうぞご協力ください!

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